勉強机周りの環境作り

勉強の場所・環境

勉強机とその周りの環境を意識して構築したことはあるでしょうか。
全く環境作りを行わず、机と椅子だけを用意して行う勉強と、自分が快適だと思える程度まで作りこんだ環境では、勉強の効率に差が出てきます。

環境づくりが大事と言われても、どうしていいかわからないという場合以下の例を参考にしてください。

机は適度に広いほうがいい

勉強もある意味事務作業な訳ですから、机が広いと作業しやすいです。教科書と、参考書とノートと辞書とプリント等が同時に広げられるくらいだとすごく作業がしやすいですね。

しかし、大きな机というのはそれだけ部屋の面積を占めますので、机を置く部屋の大きさをよく勘案して決めてください。

こういうのを、以前自分は使っていました。
当時適度な大きさだと感じていました。

長時間座る椅子は座り心地の良いものを

椅子は毎日長時間座るものですから、座り心地が良いと感じるものを選んでください。私が学生の頃はパイプ椅子に、椅子の座り面とほぼ大きさの座布団を敷いて、その上に座っていました。

当時は、椅子の座り心地など気にしなかったのですが、自分にしっくりくる椅子の座り心地を知ってしまうと、もうパイプ椅子で勉強しようとは思わなくなくなりました。

今では椅子に1万~2万ほどかけて、オフィス用の立派な社長椅子の様な椅子に座っています。大変快適で、勉強や事務作業がはかどり、満足しています。

誰かがこう言っていました「自分と地面の間にあるものにお金をケチってはいけない」と。今ならその言葉の意味が少しわかります。靴、椅子、布団等はしっかりした自分に合ったものを選んでおくと、足、お尻、背中が痛くならず、長期的な目で見ると十分に割に合うということです。

机の隣に大きな本棚を

広い勉強机が用意できたら次は本棚です。本棚も一つ大きいものが欲しいところです。この本棚には、教科書、参考書、問題集、ノート、学校で配られたプリント、塾で配られたプリント、中間・期末テスト、実力テスト、志望校の過去問題集、志望校の情報などなど、勉強に関するあらゆる情報を入れるつもりで大きめなのを用意してください。

どれくらいの大きさが適度な大きさなのかは、勉強する科目数や受ける資格によって異なるとは思いますので、上で挙げたものが収容できれば良いのかなと思います。

こういうのがいいかもしれませんね。棚が可動式になっていると良いと思います。収納したいファイルの大きさによって棚が変わると便利ですね。

私が学生の時はこんな棚は持っていませんでしたが、あったらはかどっただろうなと思います。

机の正面にコルクボードを

机の正面に大きめのコルクボードをぶら下げるというのが好きで、大学時代からずっとやっています。大学を卒業してからも続けていた家庭教師の教え子達にも紹介しましたが概ね好評でした。

このコルクボードには、
・目標
・計画表
・やることリスト(短期)
・やることリスト(長期)
・受験が終わったらやろうと思っていること
・志望校関係のやる気が出る写真や情報
などなど自分にとってプラスになるものを貼り付けていきます。

そのコルクボードを見ると気が引き締まるし、やる気が出るし、夢もイメージできるという様になると理想的ですね。

机の下にはサイドデスク(脇机)を

 
図では机の右下にサイドデスクを置いています。この中に、付箋、クリップ、パンチ等勉強用の備品を入れます。

勉強という行為は情報整理の作業とも捉えることができます。
情報を整理する為には、付箋やクリップ、パンチ、ホッチキス、テープ、暗記カード、単語帳等の各種備品があると便利です。そういったものは、整理整頓してこういったサイドデスクに入れておきます。

机の上に勉強用のライトを

通常、部屋の真ん中に照明が設置されていると思います。勉強机を壁際に置いている場合、部屋の真ん中の照明には背を向ける形になるので、自分の体で机の上に影ができることになります。

そうなった場合、やや暗いと感じることもありますので、机の上にも一つ照明を置くといいでしょう。

机の上が明るいと文字が見やすくて勉強がやりやすくなります。ただし、光が強すぎると逆にまぶしくて勉強できなくなったり、勉強の後に寝付きにくくなったりするので、自分でちょうどよいと感じる光にしてください。

よく使う参考書は机の上に立てかけておく

辞書や単語帳、記憶のメンテナンス用の暗記カードや要点集等、自分がよく参照するものは机の上に置いておくと、便利でしょう。

また、目に付くところに置いておくと便利なだけでなく、忘れることを防ぐことができます。目にすることで「あ、これやらなきゃいけないやつだった。」と思い出すことができます。

自分にとって1軍と言える参考書は、机の上に置くとはかどるかも。

まとめ

便利で、勉強を長く集中して続けることができる環境を作ることが大事。

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