From West New(旧ビルメン案内所)

ビル管(ビル管理士)、エネ管(エネルギー管理士)、電験(電験三種)持ち(ビルメン4点セットと消防設備士も取得済)が資格の取り方とビルメン業界あるあるを解説するブログです。独学で慶應に入った勉強テクニックを余すことなく公開しています!

ビルメン・エンジニアへの就職・転職

本当に楽?ビルメン業務の実態①

投稿日:2015年10月15日 更新日:

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ビルメン(ビルメンテナンス)業務についてどういう印象を持っていますか?
とにかく楽という印象が多いのではないでしょうか。しかし、この印象は正しくもあり正しくなくもあります。

昔は楽な現場が多かったみたいですね。今は楽ではない現場も増えているようです。ビルメンが楽なんていうのは嘘だという声を他のサイトで見たことがありますが、多分配属された現場が楽ではなかったのでしょう。昔より減ったにせよまだまだ楽な現場はあります。

よく言われることですが「ビルメンは現場しだい」です。また、それに追記するなら「ビルメンは会社しだい」でもあります。

また、営業職で病んでからビルメンになって天国だと感じたという意見は結構聞きます。営業職で毎日売上について部長や課長から詰められたりするような会社からすれば、そう感じるかもしれません。月の営業ノルマといった数字に追われるわけではありませんので気は楽な方な職種に入ります。

リアルなビルメンの一日はこちらがの記事が参考になります。
数ある毎日の中の一日だけを切り取ったものであり、この記事の例が毎日続くわけではありませんが、こんな物件もあるんだなという参考になります。
とあるビルメンの一日 一人現場のオフィスビル編①
とあるビルメンの一日 ショッピングモール編

全てのビルメンが楽な現場に配属されることを望んでいるわけではありません。勉強になるからという理由で、進んで大規模商業施設で勤務している人もいました。その言葉通り、その人は商業施設で次々に起こる設備対応をこなしていき、大手系列系ビルメンテナンスに転職しました。

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ただ、多くの人は楽な現場を望んでいるのではないかと思います。以下の記述は、ネットで拾ったビルメンまったり現場の基準ですが、いろんな人の声の集大成であってこれが全部当てはまる天国現場は無いと思います。(ホントにあったら楽すぎて凄い。楽園の様なビルメン現場と言えます。)

一つ一つの基準について、コメントを入れて解説していこうと思います。★印は各判断基準への共感度です。(5つ星満点)

ビルメンで配属された物件の激務度・ハズレ度を見分ける基準?

病院、ホテル、百貨店(=ビルメン三大重労働)である

共感度:★★★
これは結構メジャーな判定基準ですね。どれも甲乙つけがたいほど、毎日忙しいと思います。ただ、対応力という名の実力は付くと思います。いつか資格をそろえて転職してオフィスビルに配属された際には、こんな楽な現場があったのかと感じれると思います。

管理責任者資格の必要な冷凍機(夜間蓄冷熱含む)・ボイラー・コージェネ設備がある

共感度:★★
なぜこれらの機械があると激務度が上がるのかわかりませんが、一般的に大型の冷凍機が入っていたり、ボイラーやコージェネが入っていたりすると物件規模がそれなりに大きいことを意味します。物件規模が大きいとどこかしらでそれなりにトラブルが頻発するということやこれらの大型機械の一次対応は非常にやりにくい(専門知識が問われ、下手に触ると故障を招く恐れがある為)という観点からはできれば避けたい現場だという気持ちはわかります。

超高層、高層、大規模

共感度:★★
高層建物や大規模建物は、どこかしらでそれなりにトラブルが頻発します。物件にはそれなりの人員が配備されていますが、大きなトラブルや小さくてもトラブルが重なった時には猫の手を借りたいほど忙しいです。

築年数が古いというのも、漏水・漏電・壁の爆裂破損等といった老朽化した建物につきもののトラブルが満載です。

1つの現場に複数の会社が常駐している

共感度:★★★★★
一つの現場には、設備、清掃、警備会社が常駐しているのが通常ですので、文字通り複数会社がいることは通常のことですが、もし、ビルメンメンテナンス会社が複数常駐する形式であるなら結構ハズレ現場の要因はあると言えます。

ビルメンテナンス会社が設備スタッフとして入り、横並びに清掃会社、警備会社がおり、それらへの発注者としてビルマネジメント会社が統括として入っているのであれば、ビルメンテナンス会社としては非常に気を使います。自分たちの仕事の発注権限つまりは生殺与奪の権限を握っている人たちと常に同じ空間にいるのは気が休まる間が無く嫌なものです。さらにPM会社やオーナー会社のスタッフまでいたらなおさら避けたいですね。精神的に疲れるよりも、体力的に疲れた方がまだましです。私ならすぐにそこから抜け出す方法を考えるかもしれません。

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消防点検(法定)、汚水・受水槽清掃等、専門業者がやるべき仕事を自分たちで実施している

共感度:★★★
本来であれば専門会社に発注すべき業務を、自分たちでこなして利益をさらに確保しようとするときに用いられる手法です。私の知っているとことでは、空気環境測定を自前でやって増益をはかっていました。これらをやることで多少給与に反映されているのが実感できるのであれば、そんなに悪い環境だとは思えません。消防設備点検や受水槽清掃などは何回かこなしていれば慣れてきて、楽にできそうですしね。汚水槽清掃は慣れてもやりたくありませんが。

新規受注、立ち上げ現場(新築も含まれる)

共感度:★★★
新規契約現場は、やることがいっぱいある上に何をしていいか、何がルーティーンのことなのかがわかりません。他の現場でやってきたことが、その現場では通用しなかったり認められていなかったりすることがあります。どたばたしがちですので激務と言えば激務でしょう。逆に、自分たちで業務のレールを作れるのが楽しいと理由でそういうのが好きな人もいると思います。私はあまり好きではありませんが。

人の入替わりが多い、人間関係が良くない、無意味な慣習を残っている

共感度:★★★★★
ビルメンテナンス業界に限らず、人の入れ替わりが激しい現場や事務所はハズレです。何か長年勤務する気にならない要因があるのです。人間関係が変であればなおさらですね。体力的にきついのはまだ耐えれますが、人間関係が変なのは耐えにくいものです。無意味な慣習を続けているのも、業務改善をしにくい風通しの悪さを表していますのでハズレ現場度は高いです。

監視室が無人になる現場(緊急対応不能、無理な契約、人不足が関係)

共感度:★★★★★
オーナーやPMがビルメンテナンスに発注する管理費をケチった場合人手不足となり、監視室が留守になりがちな現場ができます。そういった場合、ビルメンの手が回っておらず、トラブル対応が遅いなどのクレームの元になります。原因は無理な契約にあるのですが、クレームはビルメン側に来ます。

また、人手不足の現場では作業が一人作業になりがちですが一人で脚立作業をしたり、ポンプ等の回転物の点検をするのは危険です。激務なうえに危険であればハズレ現場度は高いです。

ビル管理業務の他にマンション管理業務も実施(会社としてマンション管理業務がある場合も含む)

共感度:★★★★
マンションの住民はとっても我儘な方が多いです。住民の皆さんの要望を聞いていると、あちらを立てればこちらが立たずという板挟みにあうことも多々ある上に、結構無茶な要望が多かったりします。

また、マンションには管理組合という住民で組織された組合があり、それらの運営補助のような業務もこなすのですが、まあまとまりませんし無茶を言われるのでストレスが溜まる業務です。

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警備・清掃の業務も兼任させられる時間帯がある

共感度:★★★
ビルメンとして設備管理の技能が身に付くならまだしも、他の業界の業務までさせられてはたまりません。これらもオーナーやPMが発注金額をケチった無茶な契約の賜物ですのでハズレ現場です。

築年数が30年以上の物件

共感度:★★
トラブルは多いですが、結構対応力は学べます。新築の現場の5倍くらいの勉強になります。

棚に書類がズラリと揃えられている

共感度:★
私は、棚に書類が無い方がハズレ現場だと思っています。昔に比べて官公庁に提出する書類や自主的に作成する書類は増えていると聞きます。事務作業が増えるかもしれませんが、作らなければいけない書類は作っておいた方が無難です。まれにきちんとしていない現場では本来あるべき書類を作っていなかったり、官公庁へ出した書類の控えが無かったりします。既に現場にいない人たちの責任かもしれませんが、オーナー・PMからのお叱りを受けるのは現在現場にいる人達ですから必要な書類があるにこしたことはありません。というわけで、この基準にはあまり共感できないですね。

工具・予備品などが、離れた保管所に点在している

共感度:★★
あまり気にならないポイントです。逆に脚立などは一か所に集められている方が大変だったりします。工具を取りに行く手間くらい、他のマイナスポイントに比べれば可愛いものです。

本当に楽?ビルメン業務の実態②
本当に楽?ビルメン業務の実態③
へと続きます。



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