定刻に机に向かうことを習慣化すれば、突出した結果を残せる

勉強しようという気持ちはあるものの、なかなか体が動かない。あと一歩気持ちの踏ん切りがつかないで、ついだらだらと過ごしてしまい、時間がたってしまった後で「今日も勉強できなかった」と自己嫌悪に陥ってしまう。こんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

まずは机に向かうことを意識しよう

そんなときは、いきなり「4時間くらい勉強するぞ」なんて意気込まずに、「まずは机に座ろう」と低いハードルをクリアすることを意識することをお勧めします。

机に座って、机の周りの整理をするもよし、昨日勉強したページをパラパラ見るもよし、シャープペンシルの芯を補充するもよし、参考書のインデックスを作ってみるもよし、とにかく勉強に少しでも関係があることをやっているとむくむくと「そろそろ勉強するか」という気持ちが強くなってくるものです。

そうやって、達成しやすい低いハードルをこなしているうちにやる気をじわじわと起こすテクニックは覚えておいて損はないです。大人になっても使うテクニックです。実際私もこのサイトの記事を書く気持ちがイマイチ起きないときなんかちょくちょくあるのですが、そんなときは他のサイトを分析したり、今まで書いた記事を読み直してみたり、とっかかり易いことに取り組んでそれを達成しつつ、小さなやる気をを雪だるま式に大きくしていきます。

それを習慣化できれば傑物になれる

机に向かいさえすれば、小さなやる気でも徐々に大きくなることはわかりました。その机に向かうという行為を毎日の習慣にできれば、イマイチ気持ちがノラない日でも徐々にやる気を出して勉強できるわけですので、長期的な試験勉強生活の中では大きな力になります。

最も理想的なのは。20:00なら20:00、21:00なら21:00と自分が決めた定刻になったら机に座るという時間を決めた習慣にしてしまうことです。

良い習慣というのは、良い効果を継続して自分に与えてくれます。
大人になってみて、自分が子供のときに「良い習慣を身につけなさい」と先生や親に言われた意味がやっとわかりました。

習慣に関する名言

習慣を自由なしに得るものは人生において多くのことをなしえる。
習慣は技術的なものであるゆえに自由にすることが出来る。
三木清 出典:「人生論ノート」

はじめは人が習慣を作り、それから習慣が人を作る。
ドライデン(詩人)

習慣は人間生活の最大の道案内である。
デイヴィッド・ヒューム(哲学者) 出典:「人間悟性論」

人間は理性の生き物でもなければ、本能の生き物でもない。
人間は習慣の生き物である。
ジョン・デューイ

平凡の積み重ねが非凡な成績を残す

継続は力なりを実行し続けた友人

私の小学校からの友人で「継続は力なり」という言葉が大好きな人がいました。
「好きな言葉って何?」と聞かれると、いつもそれを挙げる人でした。

もちろん彼の成績は小学校でもトップクラス、中学校でもトップクラス、高校でも同じ進学校でしたが、トップクラスでした。最終的に地元国立大学の理系院に進み、自分の望むところに就職して行きましたが、総じて彼は優秀だったと思います。

常に勉強法を研究していた自分から見ると、彼の勉強法は一部「効率が悪いなぁ」と思うところが有りましたが、継続して勉強をすることが習慣づいている彼には、多少の効率は関係ない様でした。効率が悪くとも、勉強して頭に入れなければならないことはきちんと頭に入れていました。

勉強法だけを研究し続けた自分にとってはは、新鮮でした。勉強法にさほどこだわらなくとも毎日勉強するという良習慣を持った人はどこでもトップクラスになれるのだと教えてもらいました。

彼は、そのまま自分が理想としていた半官半民の建設業の仕事に就き、30代後半ながら所長と呼ばれ、専属の運転手がいます。いわゆるキャリアになったわけです。

学生時代のみならず、社会人になっても黙々と良い習慣を継続して続け、自分を磨き続けた結果なのだと思います。皆さんもこういう成功例があるということをぜひ知っておいてください。多少の効率を無視しても、淡々と勉強を続けるやり方もまた結果を出せるやり方です。

机に向かうという良習慣を磨き続けると、勉強面においては良い成績が残せると思います。
しかし、逆もしかりです。何か悪い習慣を持ってしまうと、長い時間を掛けて自分にマイナスに働きます。

習慣というものが、長い間自分に与える影響をよく考え、悪い習慣は改め、良い習慣を身につけるようにすると良いと思います。

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