成績向上が加速化する模試の復習方法(現代文)

現代文の復習方法

現代文についての模試の復習ってしにくいですよね。数学のようにきちんと数字で答えが一つ決まっているわけでもなく、社会系科目のように(  )内の重要語句を覚えていれば点になるわけでもない。

言葉と言葉の結びつき方は本当に多様であり、一見同じ意味のように見える表現でも、その言葉が出てくるまでの背景や文脈などを考慮すると、片方はその場面に合わない文章だったりします。

その判断は、現代文の文章を読みながら、あまり意識せずともやっていると思いますが、本当に難しい問題になるとなぜ5つある選択肢の表現の中で4つが適合せず一つに絞れるのかという明確な根拠を本文中から探してこなければ解けないようになっています。

問題を解く側はそれぞれ根拠を探し当てたつもりで解答するのですが、やはり間違えることはあります。

現代文の復習というのはその間違いの選択肢を残すに至った自分なりの理由が、なぜ間違っていたか、正しい考え方と照らし合わせて認識していく作業です。

ですから、自分が間違いの選択肢を残すに至った理由を覚えているうちに復習するとすごく効果的です。

具体的には、解答冊子の現代文のページを開き、解説文を読み、問題にチェックを入れたり、補助記号やマークを入れたりして書き込む作業をして、問題文を読みやすくしながら進めていきます。

サンプルとして自分が解説を読みながら現代文の問題文に書き込むとしたらこのようにするという例を用意しました。この問題は平成21年センター試験の問題文ですが、模試で出たと仮定して復習の書き込みをしてみました。

現代文を解くとき、復習するとき、つまり現代文の問題文を読むときに気を付けていたことは以下のことです。
①段落ごとに区切り記号を入れ、それぞれの段落は一言でまとめると何と言えるか、を小見出しとして入れ(又は考え)、段落ごとの変化を意識することで文全体の大枠というか骨組み、構造のようなものを掴みやすいようにしていました。
②問題として出されるような傍線部については、意味の区切りごとでスラッシュ(/)を入れ、傍線部を分解し、スラッシュで区切られた箇所ごとに本文と適しているかを確認したりしていました。

特に②は傍線部に対して、細かな確認を行う際に効果的でした。

現代文の復習では、解説をみっちり読み、正しい解答を導き出すための考え方を確認し、納得するまで考え、自分の考え方としていくことが大事です。

現代文の問題を解くごとにきちんとその作業をこなしていけば、確実に力がついていきます。

理科系科目(物理・化学・生物・地学)の復習方法

理科系科目については、数学の様に計算問題形式で出題されることもあれば、社会系科目の様に選択肢や穴埋め形式で出題されることもあります。

ですので、上の方に記載した数学や社会系科目の復習方法を参考にしてください。

古文・漢文の復習方法

古文・漢文の復習方法は英語の復習方法を参考にしてください。古文・漢文は単語や熟語や文法が頭に入っているかという点が得点力を左右します。それらが頭に入っていなければ点は取れない。それらを頭に入れるための復習をすべきという観点では英語の復習方法がよく合います。

出題形式として、現代文にも似ていないことは無いのですが、現代文ほど難しく深い文章ではない為、単語や熟語や文法といった読むために必要な材料が頭に入っていれば、出題文は読めますし出題文がヨメレバ傍線となって問われていることに解答するのは難しくありません。

ですから、古文・漢文の復習は英語の復習を参考にしていただきたいと思います。

本気になったとある受験生の一日 休日編 ~慶應・早稲田に行くならこれくらい勉強しなきゃ~
成績向上が加速化する模試の復習方法(英語)
成績向上が加速化する模試の復習方法 社会系科目編((世界史・日本史・地理・公民・現代社会・政治経済等)
成績向上が加速化する模試の復習方法(数学・理科系科目編)
効果的な模試の保管方法

Visited 34 times, 1 visit(s) today

コメント

タイトルとURLをコピーしました