よく使う参考書にはインデックスをつける

具体的な勉強法

勉強をする上でのテクニックの一つを紹介します。

参考書に自分で「インデックス」(章やテーマごとの見出し)を付けるという事です。

今までそんな習慣はなかったというかたは、ぜひご自身の勉強に取り入れてみることをお勧めします。

インデックスを付ける事の効果としては、
①インデックスを付けていないときと比べて、視覚的な区切りが入ることで、読みやすくなる(分厚い参考書などを通読しなければならない時、今日読む目標ページを意識していると、心理的な圧迫は大きく軽減されます)
②読みたいページ、調べたいページへのアクセスが早くなる。
③一冊が細かく区切られることで、達成感が細かく得られる
④習熟度の確認を小まめにしやすい(〇章と〇章は頭に入ったので、あとは〇章の〇〇の部分を覚えて、もう少し整理して理解しておけば、この本のテストに出やすいところは9割マスターしたことになる、など)
というところです。

一番お勧めのインデックス方法は紙製のシールインデックスです。シンプルが一番です。

写真のように手書きで章やテーマ名を書いて貼ります。

紙製のシールインデックスを貼るとカバンの中で切れたり、ぼろぼろになったりする
というかたは、本の側面に蛍光ペンでインデックスの様な区切りを書き込むと言う方法も有効です

このテクニックは電験三種とエネルギー管理士を同時受験していて、いっぱいいっぱいに追い込まれたときに自然に身につきました。電験三種もエネルギー管理士も記憶しなければいけない数式が多く、記憶しないまま勉強していても「あれ、この式ってなんだっけ?とか、この式の展開ってなんでこういう風になるんだっけ?」等とつまづいてしまうことがいっぱいです。

このままでは勉強の効率が悪いなー、ストレスフルな勉強になっているなーと感じているときに職業訓練校の先生が参考書にインデックスをビッシリと貼っているのを見ました。「お、あれは勉強しやすそうな工夫だ。」と気になって、とりあえず真似してみたところ、参考書が開きやすいわ、章を意識するようになって頭の中に知識の整理棚ができたようなスッキリした感覚になるわで、すっかりハマってしまいました。それ以降、どんな資格の勉強をするにしても参考書や問題集にインデックスをつけるようにしています。

確かにめんどくさいですけどね。できればやりたくありません。しかし、この効果を知ってしまったからにはやらないという選択肢はありません。そこまで面倒でもありませんしね。こういうひと手間の積み重ねが合否の明暗を分けます。ひと手間かけた工夫をかけることで、一つ抜きんでた存在になることができるのは、なにも勉強に限った話ではありません。

仕事でもそうですし、スポーツや料理や釣りの様な趣味の世界でも一緒です。どの世界でも一流と呼ばれる人は、他社より頭一つ抜きんでる為のひと工夫、ひと手間を持っているものです。

ひと手間を惜しまないで、ぜひインデックスを参考書につけてみてください。効果はてきめんです。

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