“自分へのご褒美”は決して悪くないヤル気管理術なので、毛嫌いはせず活用すべし

メンタル・心構え

この「自分へのご褒美」という言葉自体は女性がよく使うフレーズらしいのですが、それを嘲笑する意味で「自分へのご褒美(笑)」と書かれていたのをネットで見たことがあります。

それを知ったとき、とても残念な気持ちになりました。何かに取り組むとき、それを達成したら自分へ与える報酬を考えておいてヤル気を引き出すのは優れた目標達成術です。

何が報酬となるかは人によって様々です。ネットで評価の高い○○焼肉店に食べに行くというのが報酬になる人もいれば、ブランドのカバンを買うというのが報酬となる人もいます。

前から欲しかったゲームを買っていいという報酬がとてもモチベーションになるという人もいれば、前から行きたかった京都に旅行するという報酬がモチベーションになる人もいます。

高校生の頃の私の自分への報酬

私が高校生だった頃には、“翌月の○○模試で志望校の判定がA判定だったら、CDを買っていい”という報酬設定をして勉強していました。当時はJ-popが全盛期で、CDが飛ぶように売れていた時代です。

今思えばカワイイ報酬ですが、高校生の私にはとっても魅力的でやる気を引き出すのに十分な誘因がありました。勉強自体が報酬を手に入れる為のゲームの様な感じがして楽しかったのを覚えています。

その他には、“「〇〇の実況中継」を1回読み終わったら、コンビニで寿司盛り合わせのセットを買っていい”とか“青チャートを10代連続で解いて、全問正解だったら司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を1冊買って良い”とか、自分への報酬(最近流行の言い方では“自分へのご褒美”)を積極的に設定してはそれを乗り越えることに達成感を感じていました。

こうなると、やっぱりゲームですよね。ドラクエの様なRPGのゲームを進めていくのと似ています。似ていますというかこっちの方が楽しかったりするかも。人に褒められるわ、自分の自尊心は満たされるわ、自分の将来を好転させてくれるわで勉強を極めていくと良いこと尽くしです。

この方法は学生時代に勉強法の研究をしていた頃に、数ある勉強法の本の中の一つで紹介されていた方法でした。東大理Ⅲに合格してそのまま勉強法研究家になった人が書いた本です。そのときにこういうやる気引き出し術を知って以来、自分が勉強をするときには取り入れてきました。

もちろんビジネスにも使えます

また、「自分へのご褒美」テクニックはビジネスマンでも使っている人がいるようです。

一流と呼ばれる経営者が雑誌のインタビューで「私は時計集めが趣味なんだ。年初に一年の目標をたてて、目標達成したら好きな時計を一つ買う様にしているよ」と話しているのを見ました。

結構自分に報酬を与えるというやり方はメジャーなんだなと思うと同時に、勉強以外にもビジネスや他の目標にも応用できることを実感しました。

今だったら何を報酬にするか

今報酬にしたいこと
・温泉旅行(スーパー銭湯でもいいな)
・有名ホテルのビュッフェ
・マッサージチェア
・高級焼肉

こうして挙げていて悲しくなりました。

欲しいモノ、報酬になるモノがおっさん過ぎる。もう一度言いますおっさん過ぎる!!

そこで笑っている、若者!あなた達もおっさんになったら自然にこうなるんだからな。

という、もうすぐ40代のおっさんの断末魔はさておき、自分への報酬っていいんですよ。高級焼肉という報酬に心が燃えてきました。また自分への報酬を設定してゲーム感を楽しみながら資格に燃えてみようかと思います。

成功報酬を自分に設定するときのコツ

自分へのご褒美を設定するにはちょっとしたコツがあります。

目標と成功報酬は紙に書き出せ

紙に書き出せと書きましたが、紙ではなくてスマホのメモアプリの中とかにメモしてもいいです。(どないやねん)

何を言いたいのかというと、紙に書いたりスマホにメモしたりすることで、その成功報酬が自分との約束として明確化されます。逆に、そういったことをしなければちょっと苦しくなったときに目標を下げたり、報酬の内容を変えたりしてうやむやになってしまいがちです。

自分との約束を明確化して、ちょっとやそっとの逆境で目標や報酬を変えない為に、紙に書き出したりスマホのメモアプリにメモしたりしておくことが大事です。

目標と成功報酬を設定したら、貼り出しておけ

貼り出しておけといいましたが、貼りださずにスマホのホーム画面で壁紙にするなどしていつでも見えるようにしても良いです。(だから、どないやねん)

何を言いたいのかというと、目標とその報酬は常に目に見えるようにしておかなければ、気持ちの中から消えることがあります。目標を設定していること自体を忘れてしまったら達成どころではありません。

常に目にして、「ちょっと遅れがちになっているから間に合わなくなったらまずい」等と自分で軌道修正できるような仕組みを作り上げておくのがコツです。

まとめ

自分へのご褒美のまとめ
  • 自分へのご褒美はバカにするようなものじゃない
  • ときに苦しいときもある目標達成をゲーム化してくれる凄いテクニック
  • ビジネスマンでも活用する人がいるテクニック
  • 目標と成功報酬を設定したら、紙に書き出すかスマホのメモ帳に入れるかした方がいい
  • 貼りだすか、スマホのホーム画面で壁紙にするなどしていつでも目に入る仕組みにして、軌道修正をしやすくした方がいい
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