大型書店で一時間粘って選び出した電験三種厳選参考書

第三種電気主任技術者(電験三種)

電験は参考書選びを間違ってしまうと極端に攻略しにくくなります。
一通り試行錯誤しながら勉強して、先に4科目合格を果たした者として、「タイムマシンに乗って勉強を始めた頃の自分に良い参考書を教えてあげるとすれば何が良いか」という視点で参考書を選びましたので紹介します。

まず買い揃えるマストアイテムな参考書

過去問

兎にも角にもまず過去問分析が大事です。過去問の研究無しには正しい方向に向かって勉強できません。
合格を左右する!電験三種試験過去問分析の要点
過去問はこちらの本がオススメ


大きいので余白に書き込みやすいです。

用語集

未知の分野を勉強するときは用語集があると凄く便利、電験は難しい電気用語だらけですので、用語集は重宝します。電験の勉強で用語集を買うことはあまりメジャーな勉強方法ではないですが、絶対にあった方がいいです。お値段以上の価値あり!

数学の為の本

電験は高校数学の範囲が少し出てきます。高校のときに数学が得意だった人はつまづかないところで、得意でなかった人はつまづいてしまうかもしれません。差をつけられないためにこの本を手元に置いておいて、辞書的に使うと良いでしょう。

初学者のための基礎の基礎の本

教科書の様にやさしく書かれた本

勉強し始めて一番最初に読む本は工業高校の電気の教科書のように易しく書かれた本です。しかし、一般的に工業高校の電気教科書は4月~5月の春頃に、教科書取扱書店に買いに行かなければ手に入りません。その代わりとなる、構成や難易度、レイアウトが近い本がこちらです。

紹介しているのは理論の参考書ですが、このシリーズは各科目分出版されています。

公式や要点が簡潔にまとまっている本

基礎力がついたら、公式や要点が過不足無くきちんと網羅された1冊に手をつけるとよいでしょう。電験三種の分野では不動弘幸氏のこの本のクオリティが目立ちます。

初学者向けの問題集

同じく不動氏の著書です。基礎的な問題なのでA問題対策にもってこいです。

論説文対策の本

論説文対策にはこちら

余力がある人向けの本

「これだけ電験三種シリーズ」・・・これだけというよりこんなにというボリュームの本です。私は4冊買いましたが、全部読むことはせず他の本でわかりにくかったときに、こちらのシリーズを読むようにしていました。語り口調で書かれているので凄くわかりやすいシリーズです。

持ち運びやすい公式の本

上で紹介した不動氏の著書です。小さいサイズにコンパクトにまとまっている為、持ち歩いて通勤・通学の移動時間中に読むことが出来ます。

ゴロ合わせが載っており、ちょっと深い知識も得れる本

ゴロ合わせが載っているのがこのシリーズの特徴です。ゴロ合わせが載っているのは凄く助かります。ゴロと共に公式を覚えると、ど忘れした時に思い出しやすいです。また、このシリーズは範囲の広い電験の試験に対応すべく他の本に載っていないこともちらほら載っています。

まとめ

以上がお勧めの参考書になります。電験は勉強する参考書によって難度が大きく変わると思っています。上で挙げたものはどれもよくつくられたものであり、amazonでの評価も高いものですので、ぜひ検討してみてください。

しかし、全部を揃える必要はありません。全部を揃えるとお金もかかるし、そもそもこなせないと思いますので、ネット上の評価や私の記した寸評を参考にして取捨選択してください。電験の勉強は長い道のりですが、歩けない道ではありません。御検討を祈ります。

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この勉強法で合格!電験三種合格体験記
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