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消防設備士3類は市販されている参考書・問題集の数が少ないと言われています。現在、消防設備士は甲種1類、甲種4類、乙種7類を持っており、将来的には全類取得する予定です。3類も取る予定ですので、少ないと言われている消防設備士甲種3類(甲3)、乙種3類(乙3)に関する参考書・問題集の中で、どの評価が高いのかということを調べました。amazonのレビューを参考に大型書店で実物を見た評価です。
テキスト①
amazonで“消防設備士”と検索したら、一番上にこれが出てきました。恐らく一番売れているのだと思います。
長所
・色分けしてあり、かなり読みやすくなっている
・数少ない3類の本で 中身の問題も最近の試験に合っている。
・鑑別問題の掲載数もそこそこある。
・模試が2回ついているのは良い。
短所
特になし
という良書です。書店で実物を見ましたが他の3類の本と比べても分厚くてしっかり記載されているという印象でした。読みやすくて理解しやすいと思います。
テキスト②
長所
・基礎力を身につけるには最適。図解や写真解説が多く現在市販されているテキストの中では一番わかりやす
・図記号まとめがついているのはありがたい
短所
・オーム社の完全対策のテキストや筆記実技突破研究と比べ、必要な要点が一部削除されまとまりに欠ける感じ
その他
・「これだけは押さえよう」みたいな最重要ポイントは分からない
・本文で赤文字の部分をきっちり覚えれば合格点を取れるような印象
・この本だけでは合格は難しい。他の本で補足すれば合格ラインに近づく
テキスト③
長所
・模試が1回ついているのは良い
短所
・実力テスト、模擬テストの解答に解説がなく、計算問題など 解き方がわからないものがある
その他
・試験で必要とされる平均レベルの情報はまとめられている。いわゆる学校の教科書の様な構成とレイアウト
・日本消防設備安全センターが発行している書籍で練習問題の不足感を補っておくことが必要
テキスト④
長所
特に無し
短所
・理解しやすいとは思うが説明不足な部分も目立つ
・不活性ガス消火設備・ハロン化物消火設備・粉末消火設備の比較表をまとめていればわかり易かったが3種共に別の頁・別の表になっており、不親切に感じた
・鑑別の例題が、工具と継手の写真だけなのは不足感を否めない
その他
・実技では配管関連が出題されるので1類、2類の参考書を使った方が望ましい
結論
「ラクラクわかる! 3類消防設備士集中ゼミ」で知識の核を作り、「要点ガッチリ 消防設備士3類」で鑑別や製図問題を強化すれば、合格できるのではないかと思います。
他の類を受験するときは、ぜひこちらの記事を参照してみて下さい
消防設備士1類、評価の高いお勧め参考書一覧