ビルメンって貯金できるんですか?老後資金大丈夫ですかと?聞かれたら

全般

世の中で中年と呼ばれる世代の貯金減が起こっているらしい

最近の調査によると30歳~49歳の男女の貯金額が減っているそうです。ネットニュースで見ました。
貯蓄額:0万円→23.1%
貯蓄額:1万円~50万円→24.6%
貯蓄額:51万円~100万円→12.8%
ということで、貯蓄額100万円以下の割合でで全体の60.5%まで到達しているんですね。
自分もそうですけど、老後が心配になります。

この調査範囲の年齢は就職氷河期世代をしっかり内包した範囲になっていますので、国として就職氷河期世代に効果的な救済施策を打ち出せなかった為というのも背景としてあるのだと思います。(あくまで私見ですが)

就職氷河期とは社会的に就職率が悪くなった時期の総称であり、2019年3月現在の場合34歳~47歳くらいまでの年齢の人が該当するそうです。

ビルメンって貯金できるんですか

世の中全体で中年層の貯金減が起こっている中で、ビルメン業界だけ収入が伸びるということは発生しにくいです。
ということで、ビルメン業界でも中年層の貯金減が発生していると思います

ちなみに、以前大手系列系と地方独立系という切り口で収入について書いています。
ビルメン(大手系列系)の給与や手取り、賞与(ボーナス)等のお金の話をまとめてみたよ
ビルメン(地方独立系)の給与や手取り、賞与(ボーナス)等のお金の話をまとめてみたよ
ビルメンの結婚事情とかビルメンが家庭を持てるのかとか語ってみます

この記事でも明確に分けているように、大手系列系か、又は地方独立系のビルメン会社に勤めているかで大きく収入が違ってきます。
その他の変動要因も含めてまとめてみると

  • 大手系列系か地方独立系か
  • ビルメン三種の神器といわれるビルメン上位資格(電験三種、エネルギー管理士、建築物環境衛生管理資格者)を持っているか否か
  • 役職がついているか否か
  • 節約に熱心か
  • 資産運用や副業があるか
  • そして何より結婚している場合は共働きか否か

この辺が大きく収入(すなわち貯金できるか)に影響すると思います。

大手系列系か地方独立系か

このテーマについてはこの記事では詳しく深堀りしないようにします。詳しくはこちらの記事を参照してください。
ビルメン(大手系列系)の給与や手取り、賞与(ボーナス)等のお金の話をまとめてみたよ
ビルメン(地方独立系)の給与や手取り、賞与(ボーナス)等のお金の話をまとめてみたよ
要約的な表現をすると、”大手系列系ならば世間並みかそれよりやや低いくらいの給与はもらえるかもしれない。地方独立系ならば世間的には低いとされている給料かそれよりはやや高いくらいの給与はもらえるかもしれない。

ということになります。

ビルメン三種の神器といわれるビルメン上位資格(電験三種、エネルギー管理士、建築物環境衛生管理資格者)を持っているか否か

なぜこの辺りを取り上げているかというと、これらの上位資格には資格手当がつく会社が多いからです。仮に一つにつき10,000円月給に上乗せされたとすると、全部取っていて月30,000円のプラス。年間360,000円のプラス。3年間だと1,080,000円のプラス。30年間だと10,800,000円のプラスです。大きい金額ですよね。

ビルメンの資格手当の相場っていくらぐらいなの?

役職がついているか否か

これも資格手当と似たような話で、仮に防災センター長になったとして役職手当が月に20,000円出たとすると年間240,000円のプラス。3年間だと720,000円のプラス。30年間だと7,200,000円のプラスとなります。これも大きい金額です。

節約に熱心か

この辺りから、会社からもらうお金ではなく、自分のお金のコントロールの話になります。貯金ができるかどうかということに関して、節約に熱心かどうかというのは本当に大きな影響要因だと思います。

例えばスマホ。大手通信会社でコテコテとオプションをつけて月々10,000円以上払うのか。格安スマホの提供会社に乗り換えて月々3,000円ぐらいの支払いにするのかで月に7,000円以上も違います。

実際は私は格安スマホなのですが、切り替える前の大手通信系の契約と比べて特に不自由は感じていません。切り替えて本当に良かったと思います。

その他にも車を持っているかあるいはカーシェアリングサービスを利用しているかとか、月に何度自費でお酒を飲みに行くかとか、昼飯は1,000円前後の定職をいつも食べているかあるいは弁当を家で作って持参しているのか、等々そういった数万円くらいの積み重ねが、数十年単位で捉えると大きな違いになってきます。

資産運用や副業があるか

会社以外の収入の話です。今はネット社会ですから、株や投資信託、FXや仮想通貨等の投資先もふんだんにあります。そういった投資に成功していれば貯蓄にとってプラスになるでしょう。

ビルメンは一般的には労働時間はそんなに多くないといわれていますので、情報を収集する時間を多く確保しやすい人が多いのではないかと思います。投資というフィールド上ではやや優位といえるのかもしれません。

副業についても、時間や体力的にできるのであれば貯蓄に大きくプラスです。知り合いの知り合いくらいのビルメンの人は、薄給な給料を補うためにお酒を取り扱っていたそうです。

また、本業以外の会社やお店でアルバイトとして働くことも副業ですし、ネットでも副業を行うことができます。クラウドワークス的にネットでアルバイトの様な事を単発で行うことができる時代です。

そういうことをうまくやっていれば貯金できると思います。

そして何より結婚している場合は共働きか否か

この要因は大きいと思います。この記事のタイトルにもなっている「ビルメンって貯金できるんですか?老後資金大丈夫ですかと?聞かれたら」ですが、「結婚して共働きすれば順調に貯金できると思います」が私の考える回答です。

共働きしていれば、概ねどちらかの給与を貯蓄に回せるぐらいの余力はできるのではないかと思います。

まとめ

結婚していれば、共働きか投資や副業で貯蓄余力を作ろう。資格取得や本業の昇進、節約も合わせ技とすることを忘れずに。
結婚していなれば、投資や副業で貯蓄余力を作ろう。資格取得や本業の昇進、節約も合わせ技とすることを忘れずに。(できれば実家に住むのも効果的。)
となります。

ビルメン業界でなくとも頭を使って工夫しなければ貯蓄に回す余力を作れないのは、どの業界も同じではないかと思います。マイホームの購入、子育て資金、老後の準備金等に向けて皆さん頑張って工夫してお金を貯めていきましょう。

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