消防設備士乙種7類の本試験が終わりました

消防設備士7類(乙7)

約1ヵ月の勉強の末に消防設備士乙種7類試験を受けてきました。
この1ヵ月の勉強の経緯に関しては、過去記事
消防設備士乙種7類の本試験まであと1ヵ月無い
消防設備士乙7試験で、やはり暗記カードを作り始めた件
消防設備士乙種7類の試験日まで2週間となりました
を参照してください。

当日の試験受験記

朝はちょっと寝坊しました

6:00に起きて勉強する予定だったのですが、6:00の目覚ましで目を覚ました時には睡眠時間が足りていなくて、とても今から勉強できないというコンディションでした。そこで、6:30に目覚ましをセットし直して二度寝。6;30分のアラームには気付かず、6:40に自然に目が覚めました。あぶねー。なんで、アラームに気づかなかったんだ。もしかしたら、6:30分のセットし直し自体寝ぼけてしていなかったのかもしれん。とにかく、6:40に目覚めてよかった。

前の日に買っていたサンドイッチを食べて、簡単に身支度をすると7:05分くらいだった。本試験は10:00開始で9:30集合、場所は車で10分程度の距離の大学で、父が車で送ってくれるということだったので、9:00に出発すればいい。と、いうことはあと2時間程度時間があるということで、昨日勉強したところを再度勉強することにしました。

・まとめノートや暗記カードの再記憶
・昨日解いた練習問題の解き直し

を中心に勉強しました。
正直な感想としては、既に昨日みっちり勉強しているところなので、もう勉強しなくていいかなと思えるくらいのところでした。しかし、昨日新たに覚えた知識もあることだし、より知識を万全に固めるという意味で覚え直していました。

何度も復習している、まとめノートや暗記カード、そしてテキストだったのですごく読むスピードが速いのを感じました。おそらく受かるだろうなというような手ごたえを感じながら読むことができました。2時間でそれらを一周できたので、すごく速いスピードでした。
結局、もともと買っていた問題集


は3週ほど読めたものの、新たに買った

については、つまみ食い式に問題を解き、解説を読んだ程度にとどまりました。

そうこうしているうちに、9時になりましたので、父に送ってもらって試験会場に向かいました。

試験会場につきました

試験会場前には、大勢の人がいました。集合時間30分前というのに集まりは良かったです。他の消防設備士の科目も同じ会場で試験をしているので、多くの人が集まっているのだと思います。9:00時点では試験教室がまだ準備できていないということでしたので、皆教室の外の廊下で立ったまま参考書を開いて勉強していました。

私も時間を無駄にしまいと立ったまま参考書を開いて勉強しました。時折、高校の制服を着た生徒がいました。全体の10%もいなかったようですが、工業高校の生徒も受けているんですね。負けられないなぁと思いました。

9:30頃に、教室の中から老年の試験官2人が「入ってください」と声をかけてきて、ゾロゾロと中に入っていきました。自分の受験番号と名前が記されたシールが机に貼ってあったので迷わず座れました。座った後も時間があったので参考書を読んで勉強していました。

9:35頃から試験の説明が読み上げられたので、参考書はしまいました。
・受験票の控えは切り離すこと、写真を貼っているか必ず確認すること、貼っていなければ試験開始後に失格になること
・今日は35分で試験が終わる人から、1時間45分試験を受ける人等、同じ教室の中で5種類ぐらいの試験時間パターンがあること
・早く帰る人は静かに帰り、廊下で騒いだりしないこと
・問題用紙は机に貼っているシールを貼り付けて、試験官に提出して帰り、決して持って帰らないこと
等を説明されました。他の資格試験と同じですね。これといった特筆すべきことはありませんでした。

説明が終わった後、問題用紙(筆記と実技で1冊ずつ)、マークシートの解答用紙が配られました。それぞれに自分の受験番号と名前を忘れず書くように指示されました。9:50くらいになるとそれらも全部終わり、9:00までしばらく待ってくださいと言われました。

試験開始

試験開始の指示が出されて、皆が一斉に問題用紙をめくりだしました。自分は実技問題から手を付けました。実技問題には受信機の各パーツを答えさせる問題が出やすいのですが、いつもそのパーツ名をど忘れするので、もし今回もその問題が出ていたら、忘れる前に書いてしまおうと思って実技問題をくまなく見ました。実技の問題は
・クランプメーター、絶縁抵抗計の機能の叙述
・漏電火災警報器を設置しなければならない建築物の選択
・変流器を屋外に置くか、屋内に置くかなどを判断させる配線問題(スイッチや音響装置への配線問題も含まれていました)
・漏洩電流検出試験の名称と試験の目的の叙述
でした。(よく覚えてたな)

最後の漏洩電流検出試験の名称は間違ってしまいましたが、その他は自信をもって解答できました。たぶん実技は合格ラインに達しています。
合格ラインで思い出しましたが、本試験が終わるまで合格ラインを意識せずに勉強していました。多分甲種1類や甲種4類を受験したことがあるので、それらと同じだろうと思って確認していませんでした。試験対策の定石という観点からは、大外れなことをしています。ヒヤヒヤものです。反省せねば。

結局「筆記試験において、各科目毎に40%以上で全体の出題数の60%以上、かつ、実技試験において60%以上の成績を修めた者を合格とします。なお、試験の一部免除がある場合は、免除を受けた以外の問題で上記の成績を修めた方を合格とします。」とされており、ほかの消防設備士試験と同じでしたのでホッとしました。

実技が60%を超えていれば、残りは筆記が60%を超えていればいいことになります。一つ関門をクリアした手ごたえがありましたので、少し気持ちが軽くなった状態で筆記試験に移りました。

筆記試験では、全体的に標準レベルの問題だったものの、電気の分野で電流値と誘導リアクトルから抵抗値を計算させる形式の問題でやや複雑な問題が出ました。電験三種とエネルギー管理士(電気)の免状持ちですが、これは解けませんでした。消防設備士の乙種試験でもこんな難しい問題が出るのだなぁと思いました。

その他には概ね迷うことなく解くことができました。おそらく8割は超えていると思います。電気工事士、電気主任技術者、他の消防設備士資格等を使って試験の一部免除を受けることもできましたが、あえてそれをしなかったのが高得点につながったのだと思います。(合格発表はまだですが)

試験自体は45分程度で全て解答してしまいました。その後5分かけてマークミスがないかどうか見直しました1ヶ所二重にマークしているところがありましたので、慌てて修正しました。見直しの重要性を再認識しました。

そして、全ての確認が終わりましたので、試験官に提出して退出しました。同じ1時間45分グループの中では一番早い退出でした。

試験が終わって

この試験は簡単だという認識があったので、最初は甘く見て取り組んでいました。しかし、それだと理解や記憶がいつも通りではない感覚があったので、途中からまとめノートや暗記カードを作って、確実に理解し確実に頭に残していく自分のいつものやり方に変えました。どんな試験でも自分のスタイルを保つことが大事なのだと再認識しました。

合格発表は1月ということですので、人事を尽くして天命を待つという気持ちで結果を待とうと思います。

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