電気主任技術者の実務を本格的に学びだした

第三種電気主任技術者(電験三種)

電気主任技術者実務セミナーに参加してきましたという記事でも書きましたが、私の電気主任技術者としての実務知識は数年前に試験合格したときからあまり変わっていません。

試験合格した時に、電験二種を持って特高受電設備の電気主任技術者をしていた大先輩に「試験合格おめでとうございます。電気主任技術者としては一年生になったばかりです。ペーパードライバーにならないよう、今後の自己研鑽に励んでください。」というありがたいお言葉をいただいていたというのに、立派なペーパードライバーになってしまいました。先輩スミマセン。(先輩はもう定年で退職してしまいましたが・・・)

そんなペーパードライバーの私でしたが、電気主任技術者実務セミナーへの参加をきっかけに実務に関する知識をより吸収しようと主体的に動き始めました。

セミナーに参加して刺激を受けたということに加えて、もう一つ理由があります。あるオフィスビルで電気主任技術者の業務はそのビルに常駐のビルメンが行っていたのですが、そのビルメンがやむを得ず休む時には代務者が必要になるということでした。

テナントには銀行が入っていることから、営業時間中は常に電気主任技術者の資格を持つ者が勤務していることが求められているビルです。電気主任技術者の代務者として、自分が選ばれたことは光栄であるとともに大きな責任でもありました。

今後の代務の為の研修として、常駐の電気主任技術者と一緒にそのビルの受電設備を一緒に見て回ったのですが、「年次停電点検をする際には、発電車を2台入れてパラ運転して、商用電気と同期させて電源確保をするけど、もし万が一その発電車さえも、運転が安定しなくて電源確保ができなかったらUPSが起動して、その回路は・・・」とかいう説明を聞いたときに「ヤバイ」と思いました。

話の半分くらいしか意味がわかりません。このレベルでは銀行が入るオフィスビルの電気主任技術者としての責務を果たせないと考えましたので、急いで実務者としての勉強を始めることにしました。先輩から指示されたのは、まず一冊実務者としての本を読んで来いということでした。

そこでamazonで「電気主任技術者 実務」というキーワードで検索し、一番売れていたこの本を購入しました。


3日程ぐらいに届いたのですが、写真や図がふんだんに盛り込まれて非常にわかりやすいです。実物はこんな感じ
DSC_0341

これを2~3回通読すれば電気主任技術者の実務上の基本的な知識は身に付くだろうと思えました。

第一歩としてこれを集中して読むことにします。

第三種電気主任技術者を取る為のテクニックと受験記録を細やかに公開しています
この勉強法で合格!電験三種合格体験記
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