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AEDの使い方を習った。ビルメンって救急救命も求められるんですね。

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先日、会社が管理しているオフィスビルにAEDが設置されました。このAEDという機器はAutomated External Defibrillatorの頭文字をつなげた略であり、自動体外式除細動器と和訳されます。

どういうときに使うかというと、病気やショックなどの何らかの理由で心臓が停止しそうになった(細動状態になった)※心臓は突然停止したりせず、動きが弱まる細動状態を数分経てから停止することが多いそうです。ときに、一端電気ショックで心臓を停止させるときに使います。細動状態を自動的にく機なんですね。

細動となった心臓は電気ショックで一端細動状態を停止させてから、心臓マッサージで再動作を促すのが正しい手順ということでした。

最近では、映画館や商業施設などいろんな建物に導入されている様です。築38年のこのビルでもやっとAEDが導入されました。

午前中に、大手オフィス器具メーカーがAEDを収納する金属のボックスを納品して、そのまま設置していきました。設置していったというより、共用の通路に置いていきました。(アンカーの様なもので床に固定したりしないんですね。びっくりしました。)一端この金属ボックスにAEDを設置してしまうと、取り出すときにはアラームが鳴るということでした。盗難防止処置もしっかりされているんですね。

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そして、午後にアメリカ製のAEDの日本代理店をしている大手日本メーカーの担当が機器を納品して、操作方法の説明をしていきました。AEDのパッドは2年が有効期限、バッテリーは3年が有効期限ということでした。

説明を受けているうちに、「電気ショックを与えるということはどれくらいの電圧がかかっているんだろう」という電気主任技術者としての血が騒いできました。「電圧はどれくらいで、電流はどれくらいで、何秒間位通電するのですか?」と聞いたのですが、「このパッドを救急患者の肌に当てれば、機械が心臓の稼働状況を判断して自動で音声案内をしますのでそれに従ってください。」と話をはぐらかされました。きっと知らなかったんですね。

そこで調べました。メーカーによって違うものの、一般的に電圧は1000V
~2000V、電流は20A~50A、通電時間は2/100秒程度、AEDのエネルギー単位は通常ジュール(J)で示され、成人用電極パッドは 150J 程で小児用電極パッドは自動的に減衰され 50J程とされているということでした。

説明を聞いていると、「心室細動を起こした患者の右胸と左わき腹に直接パッドを当てて通電させます」とのこと、そこで同僚が動揺して「女性の場合は服の上からでもいいのですか?」という質問。「いいえ、肌に当てなければ意味がありませんから、服と下着をたぐり上げてください。失礼だとか、恥ずかしいとか思われるかもしれませんが、人命が最優先です。消防署員はちゅうちょなく下着までたぐり上げます。服が脱げない場合に服を切る為のハサミも同封しています」とキッパリ言われていました。

消防署員と同じようにはできないかもしれませんが、AEDを使った方が良い場面に遭遇した時はちゅうちょせずに使用した方が良さそうです。心臓が細動している期間は数分程度と少なく、その期間を過ぎると心臓は心静止してしまい、AEDの効果が無くなるとともに蘇生可能性がぐっと下がるとか。目の前で倒れた人がいて、脈がなかったり、弱かったりして使うかどうか迷ったらパッドを当てて自動音声案内を聞いてみて下さいということでした。

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施設を管理しているものとして、施設利用者の利便の一環として救急救命も求められるのも自然の流れですので、AEDを使った方が良い場面に遭遇したら、強い気持ちで適切な動きをしようと思いました。

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