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ビル管(ビル管理士)、エネ管(エネルギー管理士)、電験(電験三種)持ち(ビルメン4点セットと消防設備士も取得済)が資格の取り方とビルメン業界あるあるを解説するブログです。独学で慶應に入った勉強テクニックを余すことなく公開しています!

職業訓練校

職業訓練校物語⑮~年が明けたら就職活動が本格化!皆の就職先は決まったのか?~

投稿日:2017年7月26日 更新日:

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職業訓練校物語15回目です。早いもので15回ですね。残り数記事で職業訓練校物語も終わりです。ありがたいことに、この職業訓練校物語はそこそこ読まれているようですし、このシリーズを投稿するとすぐに見てくれる人が結構いるようです。見てくれる人がいることに感謝ですね。

前回の物語は職業訓練校物語⑭~冬休みで怒涛の勉強の日々の疲れを取ったのさ~でした。冬休みで遊びに行ったりして英気を養って年明けに本格化する就職活動に備えたという話です。

三冷(第三種冷凍機械責任者)には一人だけ落ちていた

約2週間の間顔を合わせなかった、空調コースの面々と久しぶりに顔を合わせて、何だかホッとしたのを覚えています。

いつも通り始業時間の30分前に教室に入り、「休みの間何してたのよ~」等と近況報告をする合間に「そういえば、三冷受かった?」と聞くと「なんとか」とか「おかげさまで」という反応ばっかり。おや?空調コースは今年は全員受かったのか?と思えるくらいに聞く人聞く人皆が受かっていました。

始業時間になり、先生が教室に入ってきました。

「みんな久しぶり。元気してたかな。しこたま遊んだ人、しっかり勉強した人、休みの過ごし方はいろいろだと思うけど、先生が一番話したいのは、三冷の結果だ。

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皆から受験番号を聞いていたので、先生は皆の受験結果を知っています。このクラスで三冷に一人だけ落ちている人間がいる。誰とは言わないが、落ちた人間が一番よくわかっていると思う。

三冷を落ちてしまったからには空調コースで何を勉強していたんだと言う目で見られ就職活動が大変かもしれないが、頑張ろう。」

という話をして、そのまま自動制御の授業をはじめました。

いったい誰が落ちたんだろうかと、気になりながら授業を受けていたのですが、それは休み時間になるとすぐにわかりました。
落ちたのは坪内君(27歳)でした。彼と仲の良い友達連中から「こんな試験で落ちんなよw」みたいな感じでいじられていたのですぐにわかりました。

なるほど、確かに彼は過去問の成績もあまりよくなかったし、かといって勉強もせずに仲の良い友達の家に転がり込んで酒を飲んでいました。空調コースでしっかり勉強していれば、余裕で合格するはずの三冷の試験に落ちるのも違和感はありませんでした。

年明けからは求人がぐっと増える

年明けからは空調コースへの求人がぐっと増えます。多いのは空調コースを卒業した卒業生が勤務する会社であったり、常日頃から職業訓練校の先生達が、求人をお願いしている地元の空調会社だったりするわけです。

それらの会社は年明け早々に三冷の試験結果が出ることをわかっているので、生徒たちが合格する時期を見計らって求人を出してくるというわけです。卒業まで3ヶ月弱というのも求人を出し易い時期なのかもしれません。

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増える求人に対して、生徒達もどんどん応募して面接を受けに行きました。1月と2月の授業中は常に誰かしらかが面接で欠席していたように思います。

やっぱり10代が強い

やっぱり面接で強かったのは、10代ですね。10代は誰が聞いても知っているような大手空調会社の子会社なんかにどんどん決まって行きました。

元々先方の求人情報でも20代前半までとかそういう条件がありましたので、応募できる人間が限られていたし、ある程度職業訓練校からの採用枠があるんでしょうね。面白いほどバンバン決まっていきました。18歳から19歳の生徒で2社以内の面接で採用が決まらなかった人はいなかったと思います。

苦戦したのは30歳前後

私もこのあたりの年代だったのですが、このあたりの年代はあまり早く決まった人はいませんでした。それは、企業が採用しなかったことよりも応募側がある程度社会経験を積んでいて、こういった規模の会社でこういう求人の場合は、入ってみたらこんな待遇だった場合が多いみたいなデータベースを持っていることに原因があったのかもしれません。

言い方を変えれば、良くも悪くも企業を見る目が肥えていたんですね。「もう会社選びで失敗したくない」という思いが10代とは違うため、慎重に企業を選ぶがあまり、なかなか就職活動が終わらない人が多かったように思います。

全体的な特徴は

誰でも知っている空調会社の子会社に行けたのは、10代4名と、20代後半1名の合計5名でした。その他は従業員数数名~数十名程度の地場中小企業が多かったですね。

珍しいのは、冷凍倉庫の会社に就職したり、浄水工場に就職したり、鉄鋼工場に就職したりといったパターンでした。冷媒ガス会社に就職した生徒もいましたね。その他はだいたい地場の中小空調企業か、中小独立系ビルメンに就職していました。

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synpaの就職活動はどうだった?

ところで、私の就職活動はどうだったのかというと、ひょんなことから縁があって地場の不動産会社に紹介される形で入社して、そのままそこの系列系のビルメン会社に出向しましたw。

何社も面接を受ける様な就職活動する気は満々だったのですが、町内会長さんの紹介で就職が決まってしまいました。もちろん一年間職業訓練校の空調コースで勉強して、エネルギー管理士、電験三種(機械以外の、理論・電力・法規)、第二種電気工事士、第二種冷凍機械責任者、二級ボイラー技士、乙種4類 危険物取扱者に合格していたが決定打です。それが無ければ紹介してないと言われました。職業訓練校に行っててよかったw。

在学中に就職が決まらなかった人も

先ほど述べたように、ある程度社会経験を積んだ30代前後の年齢は「もう会社選びで失敗したくない」という気持ちが強い為に、会社の求人情報に対して非常に慎重に、ある意味では疑い深く選別している為に、なかなか就職活動が終わらない人がいました。

それは貴志(29歳)君です。彼は非常におっとりとした性格で高望みしなさそうなタイプなのに、会社選びについては並々ならぬこだわりを持っていました。

・この会社は給与が少ない
・この会社の業務は自分のやりたい業務ではない
という一般的なこだわりはもちろんのこと
・この会社は賞与が少ない
・この会社は通勤に時間がかかりそう
・この会社は転勤がありそう
・この業種は腰の悪い自分に合わない
等とどの求人情報を見ても自分とあわない理由のオンパレードでした。

その調子じゃ決まるものも決まるまいと周囲も心配していましたが、本人はどこ吹く風といった様子で「僕は次こそは慎重に会社を選ぼうと思ってるんで」と自分のペースを崩しませんでした。

結局卒業まで就職先は決まらないままでした。卒業までに面接した会社は2社で、2社とも不採用だったようです。風のうわさで卒業後半年経ってもまだ就職先を探していると聞きました。就職先にこだわって慎重に探すのは良いことだと思うのですが、それもほどほどにしていた方が確実に人生を前に進めることができるのかもしれません。

次回が職業訓練校物語の在校時代の最終話です

次回は職業訓練校物語の⑯回目で在校時代の最終話になります。次回は卒業式とこの一年の総括といった内容になります。

人生を軌道修正したいと思っているいろんな人の人生を好転させてきた職業訓練校、自分も大いにお世話になった職業訓練校ともお別れの時期がやってきました。感謝の気持ちを込めてしっかりと締めくくりたいと思います。

職業訓練校物語⑯~感動の卒業式、ありがとう!行ってて良かった職業訓練校~へと続く

この記事の前には
職業訓練校物語①~オラ、ビルメンに興味を持っただよ~
職業訓練校物語②~筆記試験と面接と私~
職業訓練校物語③~入学式だヨ!全員集合~
職業訓練校物語④~さっそく退校者が出るの巻~
職業訓練校物語⑤~第二種電気工事士の筆記試験はみんな合格だ!~
職業訓練校物語⑥~クラス内に一瞬現れた不調和の兆し~
職業訓練校物語⑦~え、この時期に?いきなり来た有名企業からの求人~
職業訓練校物語⑧~第三種冷凍機械責任者(三冷)の合格が空調コースのメイン~
職業訓練校物語⑨~第二種電気工事士の技能対策で汗だくやで~
職業訓練校物語⑩~第二種電気工事士の技能試験は全員合格ではなかった~
職業訓練校物語⑪~8月9月は灼熱の実習場での実習地獄なんじゃ~
職業訓練校物語⑫~技能祭(文化祭)があるって知ってた?~
職業訓練校物語⑬~調子に乗って三冷ではなく二冷を申し込んだら先生に激怒されるの巻~
職業訓練校物語⑭~冬休みで怒涛の勉強の日々の疲れを取ったのさ~
があります。



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