死ぬほど勉強に一生懸命な青春があっていい~高校球児の甲子園の様に~

メンタル・心構え

こんにちは、synpaです。今日は少し昔話をしたいと思います。

なんだか世間一般のイメージでは、がむしゃらに勉強することはカッコ悪いみたいな認識になっていませんか?野球、サッカー、バスケにバレーとスポーツ一般をテーマにした漫画は枚挙にいとまがありませんが、勉強をテーマにした漫画は「東大一直線」と「ドラゴン桜」ぐらいしか無いと思います。

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タレントが、「昔サッカーやってまして」ってさらっと言うとカッコいいですが、「昔は勉強ばかりしていました」と言われても、「わーカッコいい」とはなりませんね。(一般的なお話です。もちろん勉強ばかりしていた人がカッコいいという意見もあると思います。)

スポーツやダンスや音楽等見た目が華やかなものに打ち込むことだけがカッコいい青春だとは思わないで、一般的な意見は気にせず、勉強に打ち込みたい人は一生懸命打ち込んで欲しいと思います。

高校野球には甲子園
高校ラグビーには花園
高校柔道には金鷲旗
高校剣道には玉竜旗
高専にはロボットコンテスト

それぞれ青春時代に打ち込むものには、象徴としてのゴールがあり、そこを目指して頑張った結果やプロセスは一人一人の大切な思い出や自信になると思います。勉強だって例外ではありません。

勉強に打ち込むことの象徴としてのゴールは何でしょうか?東大でしょうか?確かに東大は偏差値という切り口では、高校学習の成果としての入学大学の中では頂点に位置します。東大がゴールになってもいいでしょう。しかし、大学選別というのはそういった一つの視点だけで語れるものではありません。動物を治療したいという人は獣医になる為に獣医学を学べる大学に向けて一生懸命勉強をすればいいと思うし、映画『海猿』を見て潜水士になりたいと思っている人は潜水について学べる大学に入ればいいのだと思います。

私は甲子園を目指す高校球児の様に受験勉強に打ち込んだ

私も甲子園を目指す高校球児の様に受験勉強に打ち込んだクチです。結果として、高校三年の4月から本格的に受験勉強を始めて全くの独学で慶應大学に行くことができました。当時私は世間をあまり知らず、自分が将来やりたいことを決めきれていなかったので、

「大学生になってやりたいこと就きたい仕事ができたときに、就職活動で選択肢を多く持てるように偏差値の高い大学に行く」

というモチベーションで、それはそれは一生懸命勉強に打ち込みました。進学校にいたので、自分以外にも本気で勉強をしている勉強仲間がいて切磋琢磨できたので、環境には恵まれていたなと思います。当時勉強に打ち込んだことで、後の人生でいろいろプラスに働いていることがありますし、効率的な自分の勉強法を早期に確立できたことで比較的難しいと言われている資格を順調にとることができています。

当時は、非効率で無駄の多い勉強をたくさんしていましたが、とにかく一生懸命でした。そして、友達と俺はここまで勉強したとか、この科目にスキは無くなったとか、あーだこーだ言って競い合っているのが凄く楽しかったです。とても充実していました。

また、とことん頑張ってきつい思いをした経験は、後の人生で同じようにきつい思いをすることになったときに「あの時もきつかったけど頑張れたんだ」とか「今回もきついけど、あの時ほどではないな」と思えるようになり、苦難を乗り越える手助けをしてくれます。

社会人になれば無茶振りされる仕事もあるし、自分の能力以上の仕事量がまとめてくることもあるし、仕事が大変な時にプライベートでも大変なことが重なったりして精神的に余裕がなくなることもあります。長い人生ですから良いこと悪いこといろいろあると思います。

そんなときに、何かに一生懸命に打ち込んだ経験で学んだことや苦難に耐えた経験は、その目の前の苦難を乗り越える助けになると思います。
私も、受験生活できつかったことを今でも時折思い出して、目の前の苦難を乗り越える力の一つにしています。

だからこんなエールを送りたい

世間一般の「勉強ばっかりしているなんてカッコ悪い」なんて認識なんか気にしないで、一生懸命勉強に打ち込んで充実した日々を送って下さい。それがきっと素敵な青春の思い出になるし、後の人生で自分を助ける力になりますよ。

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