定期テストの勉強方法~総論~

学生であれば、中間・期末テストの点数で先生や親から勉強について口を挟まれる為、一喜一憂するものです。

定期テストは2~3ヶ月に1回ほどやってくる為、一つの定期テストを終わらせ、「あ~大変だったな~」と一息ついていると、次のテストが近づいているということになり「またテストだ」の繰り返しです。

学生にとって、定期テスト対策が容易になり、高得点を連続的に取れるようになるというのは、切実な願いだと思います。

日々の勉強をきちんとすることが最良の定期テスト対策

定期テスト対策で大前提となる考え方は
日々の予習と復習をきちんとすることが一番大事
というものです。

あくまで理想論としてのお話ですね。
①毎日、明日受ける授業の教科書該当ページを読み込み、
②授業中は集中して取り組み、
③毎日、その日受けた授業の教科書とノートの読み返しを行い、数学や物理、化学等の計算問題は教科書の例題を解いてみる。
これが理想です。これがきちんとできていれば、定期テストについて特別な勉強はほとんどしなくてよいかもしれません。

しかし、これを毎日毎日続けていくのは、相当大変だと思いますし、私はできませんでした。そもそも、学生は部活や学校外のスポーツ等に取り組んでいる人も大勢いますし、力のほとんどを勉強に振り分けないと毎日こなすのは難しいでしょう。

そこで、現実的な取り組みの話になりますが、上記の①と③を毎日帰宅した後にこなすのはボリューム的に難しいです。全部きちんとこなしたら3時間くらいかかる日もあると思います。自分としては③をみっちりやることをお勧めします。
過去記事エビングハウスの忘却曲線を知るでも書きましたが、日中勉強したことを、その日のうちに復習しておくと記憶の残り方が断然良くなるのです。

教科書ガイドと教科書準拠問題集そしてできればワークの解答を入手する

教科書の例題の解答解説が掲載されている教科書ガイドや教科書の内容から問題を作ったとしたらという視点で書かれている教科書準拠問題集、そして数学や英語等の授業で副教材として使用されるワーク、これらを入手して自習の際に参照すると定期テスト対策がとてもやりやすくなります。

授業中,どうしても集中力が途切れたりして先生の解説を聞いてなかったり、板書を写せなかったり、又は体調不良で学校を休んでしまいその日のノートが無かったり。そういったときでも上記の教材があれば先生の授業内容を補完してくれます。

全科目そろえるとなれば、1万円くらいいくかもしれません。しかし、これで定期テストの点数が各科目10点ずつくらい上がるなら親としてはそんなに痛くない出費だと思います。1ヶ月の学習塾代未満です。実際子供から「勉強の為に~の参考書を買って欲しい」と言われて買い与えたくない親はいないものです。今まで勉強をあまりしたことが無くて、「ほんとに勉強する?」と言われた場合、ひとまず1科目分だけでも買ってもらうといいと思います。

上記副教材は大きな書店でしか取り扱いが無いと思います。またインターネット上で購入できる場合もあります。昔と違い、今はインターネットで何でも調べることができますので、まずはインターネットで購入方法を調べることをお勧めします。

試験範囲のノートを揃える。

先生が書いた板書には、その先生が大事だと思っていることが反映されるものです。上で書いたように教科書ガイドがあれば、わからないことは少ないとは思いますが、先生の板書でなければ強調点がわからないこともあります。

友達がノートをきちんととっているならコピーさせてもらってでも試験範囲のノートを揃えた方がいいと思います。

試験範囲は付箋で印を付けてわかりやすくする

学校から中間、期末試験の試験範囲のプリントが配られてからは試験範囲が明確になります。定期テストの勉強をしている時は、その範囲の勉強に集中したいものです。

そこで、教科書や参考書の試験範囲にあたる最初と最後のページに、付箋を貼り付け、視覚的にどこからどこまでが勉強対象かをわかりやすくし、すぐに探しているページが開けるようにしておくことをお勧めします。

貼るのは紙付箋ではなく、丈夫なプラスチック製付箋です。↓

これは100円均一ショップで買いました。紙付箋でも構わないですが、カバン等に入れているとすぐにくしゃくしゃになったり、ちぎれたりするのでご注意を。

実際貼り付けるとこんな感じです。↓

マジックで、さらにわかりやすいように「ここから」と「ここまで」を書いてみてもいいですね。↓

付箋を付けた教科書などを横から見るとこのように見えます。↓

あまりボリュームが無い印象です。「なんだこれだけか」と思えればしめたものです。その瞬間に定期テストの勉強に対する心理的プレッシャーが少なくなっています。

まとめ

①日々の授業についていくことが最良の定期テスト対策
②教科書ガイド、教科書準拠問題集(とワークの答え)を入手すると勉強しやすい
③試験範囲のノートに抜けがないようにそろえる
④教科書、参考書等に試験範囲の付箋をつけ、勉強しやすくする。

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