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勉強に役立つ知識 勉強コラム 勉強方法

やっぱり東大首席は違うよね、山口真由さんの突き抜けた勉強方法

投稿日:2017年3月26日 更新日:

東大法学部を首席で卒業した山口真由さんの勉強法が凄いと話題になりました。
有名なのはこの本

ですね。

山口真由さんってどんな人?

お顔はこの本の表紙に出ています。

人物

札幌市生まれ。両親と妹は医師。幼いころから常に成績優秀。
東京の筑波大学附属高等学校に合格し進学。
2002年に入学した東京大学では法学部に進み、3年時に司法試験、翌年には国家公務員I種に合格。在学中は東京大学運動会男子ラクロス部のマネージャーを務める。学業成績は東大4年間を通じてオール優で、4年時には「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け、2006年3月に首席で卒業。同年4月に財務省に入省。その二年後2008年に退職し、弁護士登録後長島・大野・常松法律事務所にて弁護士として勤務。
現在は東京都港区赤坂に山口法律事務所に所属登録し弁護士として活動するかたわら、タレントとしてテレビ番組にも出演している。 2015年夏からハーバード大学に留学。(wikipediaより)

中学の時に受けた模擬試験で1番になったことがきっかけで、より勉強にのめりこんでいったそうです。北海道の地元で勉強ができる人は札幌南高校に皆入っていったけど、彼女はより大きな可能性に挑みたかったとか。素晴らしい上昇志向ですね。

また、幼少期に母親の愛情が自分ではなく妹に向かっているのではないかと感じたことも勉強に目覚めたきっかけの一つだったみたいですね。客観的な自分の価値を示すことができれば、私のことを誰かが気遣ってくれるはずだと。

大学受験では予備校に通わず、自宅で1日14時間勉強して東京大学文科一類に合格しています。

・東京大学文科一類合格、法学部進学
・大学3年で司法試験合格
(この辺から類まれな経歴ですね。ぶっちぎりレディーって感じです)
・大学4年で国家公務員Ⅰ種
・東大法学部を首席で卒業

この辺りが特に素晴らしいと感銘を受けました。マンガやドラマに出てくるエリートの経歴設定がこんな感じですね。非の打ちどころがありません。ちなみに主席ではなく首席が正しい表現のようです。よく間違えれるみたいですね。

経歴

2002年 - 筑波大学附属高等学校卒業。
2002年 - 東京大学教養学部文科Ⅰ類に入学。
2004年 - 3年時に司法試験に合格。
2005年 - 4年時に国家公務員採用Ⅰ種試験(法律)合格。
2006年 - 東京大学法学部を首席で卒業。平成17年度東京大学総長賞(学業)を受賞[4]。
2006年 - 財務省入省(主税局)。
2008年 - 財務省を退職。
2009年 - 弁護士登録(62期、第一東京弁護士会)
2015年 - ハーバード大学ロースクール入学
(wikipediaより)

中学生の時から官僚になりたかったとか。じゃあなぜ司法試験を受けたのかというと、官僚になる為の国家公務員採用Ⅰ種試験は学部の単位取得が終わっていないと受けられないので、それまでの努力目標として受けるようにしたとか。

そんな理由で司法試験を受けて、一発で受かってるのが凄いです。
財務省に入省して2年程度で退職されていますが、当時の勤務状況は相当辛いものがあったということです。本人曰く、「今までの人生で一番辛い時期だった」とか。東大文科一類に入る勉強量よりも、司法試験に合格する勉強量よりも、東大法学部を首席で卒業する勉強量よりも、国Ⅰ試験に合格する勉強量よりも辛いと感じられる財務省の勤務実態って・・・。

・月間300時間残業時間があったとか
・独身寮のお風呂は深夜三時まで空いているが、その時間に間に合わない時もややあったとか

辛いと感じても不思議じゃありません。というか普通耐えられないと思います。

人物や経歴からはとにかく、ストイックな人柄が感じられます。ペーパーテストで挑める高いレベルのものには積極的に挑んできたといえるような経歴です。

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山口真由さんの勉強法、名言

7回読めば頭に入る

山口真由さんといえば、やはりこの名言です。
一回の精読で頭に入れてしまおうとすると疲労が激しいけど、何度も読むと自然に内容が頭に入ってくるとか。

最初にこのことを知った時は本当にびっくりしました。7回も繰り返して読んだことはありません。
エビングハウスの忘却曲線という復習が記憶の定着に非常に効果的だというデータを知っており、期間を意識した反復学習が長期記憶を増やす効率のいい方法だということは知っていましたが、
エビングハウスの忘却曲線を知る
復習を繰り返すことで合格に近づく
自分の勉強法は、勉強時間をできるだけ減らすための効率化方法論であり、トップを取りにいくものではありませんでした。勉強時間を減らして趣味の時間に充てたり、あわよくば少し遊びたいなどというところから出発している私の勉強法では、このように労力を惜しまいで一直線に進んでくる人の勉強法にはかなわないと感じています。

エビングハウスの忘却曲線では、1日後、2日後、3日後、1週間後と徐々に間隔を広げて復習をするとより多くの情報を長期記憶として残せるとされていますが、7回とかそれ以上の復習をしているとなると、エビングハウスの忘却曲線の理論を超越してますね。効率とか意識せずともきちんと頭に入るまで勉強できていますからね。

司法試験の勉強では40回読んだ

さすがの山口さんでも司法試験ではさらに万全を期したのですね。おそらく新司法試験のことだと思いますが、旧司法試験も新司法試験も難関試験であることには変わりません。(ちなみに旧司法試験の合格率は1~2%と言われており、合格には尋常でない努力に加えて運が必要と言われていたのを聞いたことがあります。)

勉強というよりも精神修養だと感じており、1日に19時間勉強していたとか。睡眠時間は3時間、食事が20分×3回、洗面器に水を張っておいて眠たくなると足を入れて眠気を吹き飛ばし、幻聴も経験されています。努力ではだれにも負けないと豪語されています。

他にもいろいろ勉強法があると思います。しかし、結論として私より成績がいい人はいませんでした。

東大首席だった山口真由さんだから言えるセリフですね。すっごく僭越ですが、私もそう思います。勉強法だけだったら他にも効率が高い方法もあると思います。(ほんとに私ごときが意見するのも恐縮ですが)

しかし、勉強というのは効率だけではないんですね。私は勉強はマラソンに良く似ていると思うのですが、ピッチの幅がこの幅の方が早く走れるとか、腕の振りはこの角度がいいとかはそんなに核心的なことではないんですね。もっとも核心的なことは、わき目も振らずに走る姿勢と必ずゴールまで走ってやるという気合と人よりも早く走ってやるという気合ですね。最終的には気持ちが勝負を決めます。

そういった観点からみると、山口真由さんは成績を上げる為に必要なクリティカルポイントをしっかり押さえています。誰よりも負けないレベルで。成績が突き抜けているのも十分に納得できます。

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

この言葉も山口真由さんが言うと、説得力があります。個人的には膨大な努力の延長で天才の領域にたどりつけるのではなく、それとは違った領域に天才は存在するのだと思ってます。

天才は英語でgeniusやgiftedと呼ばれます。(生まれ持って才能を)授けられたという意味ですね。また、天才は天賦の才とも呼ばれます。天から授かった才能を生まれ持って備えているという意味ですね。英語でも日本語でも生まれ持って授かったという意味が含まれているのは面白いですね。

私ごときが天才を語ってしまってほんとに申し訳ありません。
しかし、歴史上の天才数学者達の逸話等を知れば知るほどそう思わざるを得ませんでした。
もちろん天賦の才を持った人も努力なしには何事も成し得ません。
また、天賦の才が無くとも方法論を伴った正しい努力を重ねていけば、ぶっちぎりの結果を残すことができると思います。
山口真由さんはおそらく、それを言っているのだと思いますし、ご自身の成し遂げてきた結果によってそれを証明されているのだと思います。

ちなみにこの「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」という言葉は山口真由さん著のこの書籍のタイトルです。

まとめ

正しい努力が淡々とこなされると、他者を突き抜けた結果を出すことができます。

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