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勉強に役立つ知識 勉強方法 記憶

勉強にスピード感が加わればさらに成績が向上する

投稿日:2014年2月13日 更新日:

今回は勉強にスピード感を持って取り組むことが大事という内容の記事です。
どういうことかというと、皆さん今までに小説を読まれたことがあると思います。(0冊という人はいないと思いますが・・・)

例えば700ページの小説を読む場合を考えてみます。
パターンA:朝から晩まで読んで一日で読みきってしまう
パターンB:3日で100ページ進んで、700ページを21日かけて読む
としましょう。

パターンAだと、一日で読んでしまうので読んだ部分の記憶が消える前に先に進むことになり、誰がどの場面で何をしたという話全体の流れをしっかりと把握できます。脳内で読んだ箇所の情報が頭から消える前にさらに新しい情報と関連付けられて忘れにくくなるという状況が起こっているわけです。脳のシナプスという神経細胞が記憶の保持には理想的な相互ネットワークを作っている状況です。

パターンBだと、100ページ読んだ後3日空けますので、その間に読んだ部分の記憶が薄れてしまいます。ですからその次に100ページ読んだときも、「どんな場面だっけ」という状態からスタートする為、以前読んだ箇所の記憶とその日読んだ箇所の内容がつながりを持つことも少なくなります。

そうして、3日空けて7回で700ページ読みきった後もあまり流れ(前後関係や因果関係)がわからない状態になります。

この例でいうスピードとは単に読むことや、解くことが速いというだけでなく、1日の勉強時間を多くしてこなす量を増やすということです。そして1日の勉強時間を多くするということはこなせる量が増えるというだけでなく、頭に残った記憶同士の結びつきや理解を深めるとい効用をもたらせます。

とにかく工夫をして勉強時間を増やせば加速度的に成績は向上します。
しかし、「1日14時間勉強をこれから本試験まで続ける」という様な単なる気合のような現実味の無いことに挑むのではなく、まずは自分が継続できる勉強時間のラインを見つけ、そこから工夫をして少しずつ勉強時間を増やすことをお勧めします。

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