学生の頃は学校が組んだ予定にしたがって、2ヶ月に一度は模試を受けていました。
弁当を持参して、5教科受けたら午後の3時ぐらいまでかかりますよね。
本当に疲れたものでした。試験なので、受けてる間は結構集中していて、終わったとたんに頭がくらっとしたり、疲労でぐたーっとしたり。
模試が終わった後は友達と遊びに行ったりして、パーッと打ち上げをしたいものです。
遊びに行くことは大事なことです。疲労やストレスを模試が終わったタイミングで解消させて、またそのあとの勉強を日々頑張る。その繰り返しが健全な受験生だと思います。
遊び終わった後にすぐ取り組んで欲しい事があります。
模試の復習です。解けた問題、解けなかった問題様々あると思いますが、みっちり集中して取り組んだ問題は非常に長期記憶になりやすい状態で頭の中にあります。
これを試験直後、理想はその日、遅くとも3日以内にきっちりと復習することで確実に頭の中に思い出しやすい状態で残すのです。
復習をなぜ急いで行う必要があるかについては、関連記事エビングハウスの忘却曲線を知るを参照ください。
エビングハウスの忘却曲線という「勉強した直後には覚えていたことが時間と共に忘れ去られていく」様子を表した曲線があります。このエビングハウスの忘却曲線では、忘れた頃に覚えなおしをすると良いとされています。
私の経験では、一日後、三日後、一週間後、一ヵ月後、三ヵ月後です。一日後、三日後以外はあまり期間は厳密に定めていません。それぐらいの間隔で復習をすると「記憶のメンテナンス」に良いということを頭の片隅に置いて日々の勉強をこなしている程度です。
模試の復習をすると良い。模試の復習が大事。と説かれても、今まで模試を受けたら受けっぱなし、復習したことがないという場合は何をどうしたらよいかわからないと思います。
難しく考える必要はありません。
①覚えているか否かを問われるの問題の場合(社会系科目等)は、再び同じ(又は類似の)問題が問われた場合解けるように覚えるだけです。
②考え方を知っているか問われる問題の場合(数学・物理系等)は、再び同じ(又は類似の)問題が問われた場合解けるように解法や考え方、公式等のパターンを記憶し、解答を見ないでも解ける様、自分の手で解き直すだけです。
具体的には、以下の記事のようになります。
成績向上が加速化する模試の復習方法(英語・社会理科系科目・数学・現代文)
本気になったとある受験生の一日 休日編 ~慶應・早稲田に行くならこれくらい勉強しなきゃ~