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メンタル・心構え 勉強方法

なぜ勉強をするのか

投稿日:2013年10月18日 更新日:

学生時代、教師や親に「勉強をしなさい」と言われて「なぜ勉強をするのだろう」と疑問に持つことは、大多数の学生が経験したことではないかと思います。

将来伝記に載るような立派な人物になるためでしょうか。それともノーベル賞を取るような輝かしい功績を残すためでしょうか。

いずれも一般的な学生には縁遠い話です。

自分は家庭教師で40人くらいの学生に教えた経験があります。
自分の経験の範疇で言うと、一番学生に勉強しようという気持ちを与えることができたのはこの言葉でした。
『将来的には就職活動で様々な企業を訪問して、面接を受けさせてもらうことになる可能性が大きいんだけど、先生が一番覚えているのは、ある企業で“東大、慶應大、早稲田大”の学生だけそれ以外の学生とは別の面接室が用意されていて面接してたんだよね。それ以外の学生の「何で俺学生時代に勉強しなかったんだろう。あーチクショウチクショウ」という言葉を今でも覚えてるよ。』

この話をするとだいたい気を引き締めて勉強してくれました。
あるときなど、結構な名門の家に生まれながら高校3年の夏まで「俺大学に行かなくていいよ」とお母さんに言っていた男子高校生が、この話を私から最初の家庭教師の日に聞き、次の日から「お母さん、僕早稲田に行きたい」と言い出したことがあり、大変お母さんに感謝されました。

就職が有利になることが、勉強の本質だとは思いませんが、それでも漠然とした気持ちで勉強している学生の意識の焦点が定まるのであれば良しと言う気持ちで家庭教師時代はこの話をしていました。

高校生の時に将来自分がやりたいことが決まっているという学生は少ないものです。とりわけスポーツ選手になろうだとか、動物が好きだから獣医になろうだとか、高校生までにこれで自分の身を立てるというイメージができていればこのような話は必要ないのですが、ほとんどの学生は将来について漠然と捕らえていると思います。

その様な漠然とした考えに焦点を与える意味で「今はまだやりたいことや就職したい企業が決まってないかもしれない。でも勉強をしていなかったら、もしやりたいことや就職したい企業ができたときに諦めなければならない選択肢があるかもしれない。勉強して評価の高い大学に入れば将来諦める選択肢を減らすことができる。その意味で、今は勉強することがいいと思うよ。」と言ったこともあります。

勉強だけが人生じゃないと言われれば、そうだと思いますが、自分は家庭教師であり、お客様(両親)からはお子さんに勉強する意欲を求められていましたので、TPOに適した話をしたと思っています。

ちなみに、今自分が「なぜ勉強をするのですか」いう質問をされたら以下のように答えると思います。
①教養を高めるため
②社会人として仕事をする上での基礎的な思考力をつけるため
③知的好奇心を満たすため

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