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中小企業診断士 資格

中小企業診断士の資格に興味が出たのでいろいろ調べてみた

投稿日:2016年1月30日 更新日:

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私は今会社勤めですが、会社の上司から中小企業診断士の資格を取ることを勧められました。突然だったのでびっくりしたのですが、どうやら会社の組織を大きく変えようとしているらしく経営分析と組織強化の提案業務をこなせる人間を探しているということでした。

ちょっと迷いましたが、興味のある分野でしたので勉強してみようかなという気持ちは少しありましたのでその場で断ることはせず、少し考えさせて下さいと回答を保留し、中小企業診断士について調べてみました。

中小企業診断士について

中小企業診断士とは

中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則(平成12年通商産業省令第192号)に基づき国家資格保持者として経済産業大臣が登録を認めたものをいいます。

中小企業診断士の業務と役割

中小企業診断士の業務は、中小企業支援法で「経営の診断及び経営に関する助言」とされています。そしてその役割として
・企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスすること
・策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立てること
・その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行うこと
等を求められています。
このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力を備えることが必要です。

中小企業診断士試験の基本情報

試験実施団体 一般社団法人中小企業診断協会
国家資格or民間資格 国家資格
受験資格 なし
合格までの試験回数 第一次試験(筆記)と第二次試験(筆記、口述)の2回

第一次試験

試験科目 経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目
試験形式 マークシート方式
合格基準 (1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率
(2) 科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率
第一次試験の
合格有効期間
第1次試験の合格年度とその翌年度の2年間に限り第2次試験を受験することができる
科目合格の有効期間 3年間
一部の科目だけに合格した場合は、翌年度及び翌々年度の第1次試験を受験する際、受験者からの申請により当該科目が免除され、3年間で 7科目すべての科目に合格すれば第1次試験合格となり、第2次試験が受験できる
試験案内配布期間 5月上旬~6月上旬
試験申込期間 5月上旬~6月上旬
試験料 13,000円
試験実施地区 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇の8地区(平成27年実績)
試験日 8月上旬の2日間(例年は土・日で開催)
合格発表  9月上旬

配点と時間割

日程 試験時間 配点 試験科目
1日目 10:00 ~ 11:00 60分 100点 経済学・経済政策
11:30 ~ 12:30 60分 100点 財務・会計
13:30 ~ 15:00 90分 100点 企業経営理論
15:30 ~ 17:00 90分 100点 運営管理
2日目 10:00 ~ 11:00 60分 100点 経営法務
10:00 ~ 11:00 60分 100点 経営情報システム
13:30 ~ 15:00 90分 100点 中小企業経営・中小企業政策

第二次試験

試験科目 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
試験形式 筆記:論述試験、口述:面接
筆記合格基準 総点数の 60% 以上でかつ 1科目でも 40% 未満の科目がない者
口述合格基準 口述試験における評定が 60% 以上のもの
試験案内配布期間 8月下旬~9月上旬
試験申込期間 8月下旬~9月上旬
試験料 17,200円
筆記試験実施地区 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の 7地区
※第2次試験は、那覇地区での実施は無い
筆記試験日 10月下旬
筆記合格発表 12月10日頃
口述試験実施地区 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の 7地区
※第2次試験は、那覇地区での実施は無い
口述試験日 12月20日頃
2次試験合格発表 翌年1月上旬

配点と時間割(筆記)

日程 試験時間 配点 試験科目
1日目 09:50 ~ 11:10 80分 100点 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I
11:40 ~ 13:00 80分 100点 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ
14:00 ~ 15:20 80分 100点 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ
15:50 ~ 17:10 80分 100点 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ

時間割(口述)

1人あたり10分間

実務補修又は診断実務従事

中小企業診断士試験に合格しただけでは、中小企業診断士を名乗れません。実務補修という経験を積まねばなりません。
中小企業診断士実務補習は、中小企業診断士試験合格者を対象に、計15日間の実習方式で実施されます。計15日間の内訳として、15日間を1スパンとして1回の実務補修にて完了されるコースと、5日間を1スパンとして計3回の実務補修にて完了されるコースがあります。
実務補修15日間コースは15万円、5日間コースは1回につき5万円の費用がかかります。(交通費、報告書印刷費等の経費は別に発生する)
この実務補習は、1グループを受講者6名以内で編成し、指導員の指導のもと、実際に企業に対して経営診断・助言をうもので。3企業に対して、現場診断・調査、資料分析、診断報告書の作成、報告会を行うものです。

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また、実務補修以外には診断実務従事という方法で中小企業診断士になることができます。実務補修の様に、診断企業を用意してもらって仲間と一緒に診断を行うコースの様なものではなく、実際の業務として診断を行う方法です。こちらの方法には決まった費用はありません。

試験のことを調べた感想

一番印象が強かったのはとにかく中小企業診断士を名乗れるまでの道のりが遠いということです。二日かけて一次試験を受験し、一日かけて二次試験の筆記を受けて、さらにそれに合格すると口述試験を受ける。一次試験の試験日から口述試験の試験日までだけで7カ月ほどあります。それまでの勉強まで含めると一年以上中小企業診断士のことを考える生活お送る必要があります。

さらには、実務補修を計15日経験する必要があり、一日あたり一万円かかる計算となっています。

う~ん。ハードル高いなぁ。正直いうと資格試験を目指す生活に疲れているというのもあって、今ひとつ乗り気になれません。資格試験を目指す生活では結構失うものがあるんですよね。目指していなれば得ていただろう心休まる時間や楽しい時間を犠牲にしなければなりません。合格した時に得るものもあるので、一方的に失うだけではないですが、合格することで得るものが失うものを超えていればチャレンジする動機にはなりそうです。

合格して得るもの

・中小企業の経営に精通しているという社内評価 ☆☆☆☆
・いつでも独立開業できるという安心感 ☆☆☆
・中小企業の経営に関する知的好奇心を満たせる ☆☆☆

試験を目指す生活に入ることで失うもの

・仕事終わりの休息の時間(代わりに勉強しなければならない)★★
・休日の遊び各種(代わりに勉強しなければならない)★★★
※☆はメリット、★はデメリットの印

判定

メリットがデメリットを上回りました。目指す動機としては成り立ちました。
後は合格できるレベルの試験かどうかを過去問分析で判定し、いけそうだったら目指したいと思います。



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