電験三種科目攻略順序

第三種電気主任技術者(電験三種)

一発合格は相当ハードルが高い

仕事を持っていて電験三種試験を4科目1発合格するというのは相当ハードルが高いと思います。望みを高く持つのはいいことですが、あまり簡単に見てかかると
初年度→4科目全て不合格
二年目→3科目受験1科目合格
三年目→残り3科目受験、1科目合格
四年目→残り2科目受験、2科目合格(電験三種取得)
の様な4年かかるコースになりかねません。

4年ですめばいいものの、はからずもさらに思うようにいかず、
初年度→4科目全て不合格
二年目→3科目受験1科目合格
三年目→残り3科目受験、1科目合格
四年目→残り2科目受験、1科目合格(ここで、1年目合格科目の合格留保が切れる・・・)
なんてことになったら目も当てられません。

税理士試験も科目合格留保制度がありますが、やはり自分が数年で合格すると意気込んでいても、5科目合格するのに8年ぐらいかかるのが一般的な様です。

科目別分割受験合格戦略

4科目一発合格が難しければ、分割受験そして分割合格が現実的です。
では、どういう順番で何年計画が良いのでしょうか。

私のオススメとしては
1年目:理論、電力、法規を受験
2年目:機械と1年目に不合格となった科目
の2年コースです。

このコースはどこかで予定通り行かなかったときでも3年目までずらす事を想定したコースとなっており、多少のバッファー(余裕)を見ています。

このコースにした理由を解説すると、まず機械については勉強ボリュームが多く、そもそも内容が難しめであり、合格率も低い為2年目に持ってきました。

2年目に機械に集中するため1年目に理論、電力、法規を持ってきました。この3科目を合わせるとそこそこボリュームがありますが、電力・法規は穴埋め問題や正誤問題が多い為に、あまり時間を書けずに攻略できる上にそもそも学習内容が平易である為にあまりつまづくようそがないということで1年目に持ってきました。

そして、この3科目はいずれも合格率が15%程度あり、機械よりは合格しやすい科目です。

1年目に1科目でも2科目でも合格し、手ごたえを感じることでモチベーションを保ち2年目以降につなげる戦略です。

特に機械はボリュームが多くかつ内容が高度である為、他の科目をいくつか取ってから、あと少しでゴールだ(資格取得だ)と思えたときのやる気アップを利用して勢いで取れればいいなと思っています。(学生の頃、マラソンや持久走で長距離走って疲れていても、あと少しでゴールだと思えたときから底力の様なやる気が出てきませんでしたか?あんな力を利用するイメージです。)

まとめ

1年目も2年目もそこそこ大変なコースだが、1~2年目で頑張っていれば、3年目は取りこぼした科目だけ合格すれば4科目合格となるはず。つまりは、どの年も楽な年はないが、人生を変えることができる資格を手にするということはそもそもそういった時間と労力という代償が必要なもの。ひたすら頑張るべし。

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この勉強法で合格!電験三種合格体験記
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