電気関係(強電)の資格は、
- 第二種電気工事士
- 第一種電気工事士
- 第三種電気主任技術者
- 第二種電気主任技術者
- 第一種電気主任技術者
とレベルに応じて各種ありますが、参考書は大きく分けて「電気書院」と「オーム社」があります。
出版社によって参考書のレベルが違う?特徴がある?
私の友人の義父が電気保安協会に勤めていて、第一種電気主任技術者試験に合格した電気のスペシャリストなのですが、「電験三種の勉強をするなら電気書院の参考書が良いと思うよ」と言っていたと聞きました。
また、別の人なのですが、海外で変電所などを作っていた人で日本に帰ってきてビルメンをしている人からも「電気書院の参考書を選ぶようにしている」と聞いたことがあります。
その人に「なんでですか」と聞いたところ明確な理由は無く、その人が若い時に先輩から電気書院の参考書を薦められたからだそうです。
実際に自分で確かめてみた
実際にその2社で、参考書に違いがあるかどうか確認したかったので、大きな書店でいろいろな本を自分で開いて見比べてみました。
結論としては、出版社ごとの特徴というか差は感じられませんでした。出版社ごとの差は感じられなかったですが、著者ごとに違うなとは感じました(あたりまえですが・・・)
その中でも、広い電験三種試験の範囲を過不足なくコンパクトにちょうどいいボリュームでまとめているなと感じたのが“不動弘幸”氏の参考書です。
今時点(平成27年2月)で出版されているのは以下の5冊。
ゼロからはじめる電験三種
不動 弘幸 オーム社 2007-02
|
電験三種完全攻略 (LICENCE BOOKS)
不動 弘幸 オーム社 2012-03-24
|
電験三種精選問題
不動 弘幸 オーム社 2014-06-26
|
電験三種 論説問題の完全研究
不動 弘幸 オーム社 2013-02-09
|
鍛えてマスター電気数学 —計算問題を制して電験三種に合格しよう—
不動 弘幸 オーム社 2014-01-23
|
電気書院とオーム社の書籍の違いがあるのだろうかという趣旨で参考書を見比べていたのですが、とてもわかりやすい著者の参考書を発見できたことは大きな収穫でした。
もし知人が電験三種の勉強を始めようと思うと相談してきたら、真っ先に「不動弘幸氏の参考書を揃えてマスターしたほうがいいよ」と薦めます。それくらい必要なデータが過不足なくきちんとまとめられた良い本達です。
結論
電気書院とオーム社の参考書に会社ごとの特徴を反映した違いはないと思います。
おまけ
不動弘幸氏の参考書はすごくオススメ
この勉強法で合格!電験三種合格体験記
コメント