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ビル管(ビル管理士)、エネ管(エネルギー管理士)、電験(電験三種)持ち(ビルメン4点セットと消防設備士も取得済)が資格の取り方とビルメン業界あるあるを解説するサイトです。独学で慶應に入った勉強テクニックを余すことなく公開しています!

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ビルメンは技術とお金の扱いについて強くなければならない

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こういうことを言われたことがあります。会社の部長が部内の会議の際で発した言葉なのですが、言われた当初はピンとこなかったのですが、経験を積み重ねるにつれて腑に落ちてきて、なるほどと思うことが多くなった言葉であり、今では座右の銘になりつつあるような言葉です。ぜひ紹介しようと思って今回取り上げたのですが、このままではわかりにくいので、少し説明していきます。

技術とは

技術とは読んで字のごとく技術力のことです。さらに言うと、業務に関する専門知識と現場で工具や器具を用いて管理施設内の故障や破損、不具合を直す総合的な力を高めることが必要だということでした。

これは、部長に言われるまでもなくビルメンとして業務に従事しているものであれば自発的に誰もが思うことです。

ただ、ビルメンテナンス業務に従事する者が精通しなければならない分野は多岐にわたります。電気、空調、給排水・衛生、自動制御、消防設備、建築、省エネはもちろんのこと、これ以外にも管理物件の設備や契約書の業務仕様によって求められる専門知識は増えます。

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また、法律にも精通している必要があります。建築基準法、消防法、省エネ法、フロン排出抑制法、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:ビル管法)、計量法などなど多くの法律を順守する必要があります。

とにかく精通しなければならない分野と知識量が多いのがビルメン業務です。ビルマネジメント業務で、設備管理・警備・清掃業務を一括して請け負い、設備管理会社、警備会社、清掃会社に再委託している場合、上記の分野の知識に加えて警備業務・清掃業務に関する知識が必要です。専門知識が無ければ再委託先の業務管理ができないからです。

誰かが、ビルメンになったからには一生勉強と言っていましたが、一生かどうかは別として言い得て妙だなとは思いました。

そして、現場での対応力を身につけるには多くの場数を踏まねばなりません。毎日故障や破損、不具合が起こる現場はそうありませんし、起こったとしても毎日起こるものと数年に一度起こるものや、初めて起こるものもあります。

とにかく一朝一夕には現場対応力つまり技術力はつかないものです。

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お金の扱いとは

ここが説明が必要なところです。お金の扱いとはまず、専門業者や協力会社に作業や修繕工事依頼するときに受領する見積もりに対する査定力をつけることが大事だと言われました。

確かにそうです。受領した見積もり書の見積もり項目や金額が妥当かどうかをきちんと査定しなければ足元を見られてべらぼうに高い金額を提示されてしまいます。実際査定していないのか、査定できないのかは分からないですが、ある施設がエレベーターの点検を査定すれば落とせる金額の3倍の金額で発注して契約していると聞いたことがあります。

これに関しては、その施設が査定をしないことが原因ですので点検業者側を責めるのは筋違いです。こういったことが起きてしまうのを防ぐ為、そして自社の業績を上げる為にしっかりとした査定力をつけることが大事です。それは、過去の会社の仕入れ見積もりを多く参照することや建設の積算表など価格の妥当性を担保できる資料を多く持っておくこと、そしてやはり多くの見積もりを査定するという数をこなすことで身につく力です。

他には、修繕工事を受発注する場合、売り上げと仕入れの締め日、入金日、現金・手形の割合の確認などをきちんと把握しておくことが大事だということを言われまました。

必ずしも現金100%払いが当たり前と同じではないということは実務経験の中で数年かけてわかりました。

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工事完了翌月に工事金額の50%を現金で支払い、残り50%は手形で支払い、工事完了翌々月にはその手形分を決裁するという会社から工事を受注することになったのですが、工事と受注するまで私はその会社がそういう支払条件だということを知らなかったし、確認することも忘れていました。

社内で工事受注の最終確定をするときに、部長が「この○○会社は支払い条件が違うのではないのか?」と指摘してくれてギリギリ事前に気付いたので何とか事無きを得ました。

なまじ難関資格を持っていて専門知識もある気でいたものですから、いい気になっていたのかもしれません。お金に取り扱いに強くならなければいけないという言葉の意味がわかりました。

まとめ

ビルメンも技術屋のはしくれだが、技術だけ高めるのではなくお金に関する取り扱い力も向上させなければ一流とは言えない。

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