ビルメンになって良かったこと

全般

ビルメン業界に来て3年以上経ちました。そろそろビルメンの酸いも甘いもかじったかなと思えるようになってきました。

今回は、ビルメンになって良かったかなと思えることを挙げていきます。

仕事に追い込まれることが無くなった

不動産会社の前は、金融系会社の営業部隊にいたのですが、毎月毎週のノルマが半端じゃありませんでした。日報でおかしな点があると、皆の前で吊るしあげられてものすごい勢いで詰められました。売れていれば詰められることは無いのですが、残念ながら売れている営業では無かったので、容赦なく詰められました。

担当している金融商品が半年売れなくて、追い込まれて退職していった人を見ると明日は我が身という思いで、ビクビクしていました。

そのころに比べると、ビルメン生活は比較的平坦な日常です。時折不具合対応などがあって、どうして良いかわからない時は少し焦るものの、ビルメンのできることは1次対応ですし、それさえもできなければ専門業者に任せればいいのです。

あの地獄の日々を知っているだけに、今の平坦な日々の有り難さが良くわかります。

ストレスが極端に減った

上の、「仕事に追い込まれることが無くなった」に通じるところがあるのですが、仕事に追い込まれず、平坦な日々になると相対的にストレスが減ります。

家に帰ってからの飲酒量やたばこの量、買い物の量が減りました。たばこに至っては量が減ったどころか、止めることができました。健康には非常にいいことです。

また、ビルメンで鬱になったという人は聞いたことがありません。(ビルマネの場合はまたちょっと違うようですが・・・)そのことも、ビルメンはストレスが少ないということを示唆していると思います。

残業時間が極端に減った

終了時間間際のトラブルさえなければ、ビルメンは通常帰れます。残業するほどのペーパーワークはほとんどありません。(たまに突発的なオーナーからの書類作成依頼があれば対応することはありますが・・・)

それでも、ペーパーワークで残業することは月に10時間行かないくらいです。
早く帰れることは嬉しいですね。

新聞を毎朝読まなくていい

金融商品を販売する仕事をしていた時は、朝の会議で新聞の朝刊に載っていた事項で何か営業につながるようなネタが無いかを打ち合わせていたので、新聞をしっかり読むことが必須でした。自分は新聞を朝に読む習慣が無かったので、いつも嫌だなぁと思っていました。

ビルメン業界で朝に新聞を読んでいる人はほとんどいません。(私が知らないだけで、家で読んでいる人が結構いるのかもしれませんが・・・)

今では通勤時間にスマホで自分が気になるネットニュースだけチェックすればいいのですごく気が楽です。

勤務中に勉強する時間がある

これは現場によるのですが、オフィスビルではペーパーワークと巡回をテキパキと終わらせれば何時間か勉強する時間は作れます。ビルメン激務現場と言われる、ホテル・病院・商業施設の場合はできる現場とできない現場がありますが、ほとんどの場合、勤務を工夫すれば1時間くらい勉強する時間は作れます。しかし、オーナー側と同じ事務所で勤務するような条件の場合は厳しいですね。

勤務中に自己啓発に励むことができる業界は他に聞いたことがありません。

資格を取れた

残業が無かったり、勤務中に勉強したりしていればおのずと資格を取ろうという気になります。ビルメンの場合資格手当により給与が数万円単位で上がることがあるのでなおさらです。

資格手当の為に始めた勉強で、たくさんの資格を取得していたら、いつの間にかそれらの資格が転職の武器になっていたということもあるようです。

私の場合も、
・建築物環境衛生管理技術者(ビル管)
・エネルギー管理士
・第三種電気主任技術者(電験三種)
・消防設備士甲種4類、甲種1類
・第二種電気工事士
・第二種冷凍機械責任者、第三種冷凍機械責任者
・二級ボイラー技士
・危険物取扱責任者乙種4類
・自衛消防業務講習修了証
・防火防災管理者講習修了証
・第一種冷媒フロン類取扱技術者
と気がつけばこれだけ取得していました。
定年後、もし就職活動をしなければならなくなった場合は、結構強めのアピールポイントになるかなぁと考えたりします。

まとめ

ビルメン業界の良いところ、それはストレスがそれほどないことと残業が少ない為自由に使える時間がたくさんあることです。ビルメン業界の悪いところを吟味して、それでもビルメンに惹かれたら、迷わずおいで。

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