ビルメン業界にも女性の社会進出が進んでいるみたいです

ビルメンテナンス業務

ビルメン業界にも女性の社会進出が進んでいるのを感じます。我が社も今まで女性社員と言えば事務職だけでした。男性社員が業務としてこなしているビルメンテナンス業務や修繕工事業務の請求書を受け付けたり処理したり、会社で電話を受けたりという業務がメインでした。

しかし、今政府が率先して女性の社会進出を促している大きな流れに触発されるように諸所の会社で女性の多分野での社会進出が進んでいるように感じます。

私はビルメンテナンス会社に勤めていますので、女性の新たな社会進出といえば、ビルメンテナンス業務への進出になるのですが、2年前から女性社員がこれまでの男性社員と同様常駐のビルメンテナンス社員として配属されるようになりました。

その配属のメイン趣旨としては
・女性ならではの細やかな視点で物件巡回をし、女性や子供に優しい、気配りの行き届いた施設づくりを目指す
というものでした。

確かに、我々男性ビルメンには女性のお客様がこの施設を使ったらどう思われるかという視点には、十分でないものがあると思います。トイレの清掃品質、空調の調整レベル、さらには照明の調光よる肌への影響など女性ビルメンが指摘する物件管理のポイントとそのレベルには驚かされる面があります。

現在、ビルメンテナンス業務に従事している社員が約500人いるとして、そのうちの女性社員は5人なので約1%です。現在は約1%ですが、その比率は今後も伸びていくと思います。約500人に対して、50人程度の1割以上には増えるのではないでしょうか。

元々アパレル業界の様に女性が多数を占める業界ではないので、(ビルメンテナンス業務をこなす)女性社員はほぼゼロに近いところから増えていくわけですが、ビルメンテナンス業務をこなす社員の中で1割くらいいれば、女性社員の意見が物件管理に反映されやすい気がします。その辺りまではうちの会社も女性社員を雇用していくのではないかと思います。

今思えば、1998年に山田洋次監督によって撮られた「学校Ⅲ」という映画の中での大竹しのぶさん演じるビルメンテナンス業務に就く女性も、ビルメン女性の走りだったのだなと思えます。
山田洋次監督の映画「学校Ⅲ」がビルメンの現場を描いている

日々のニュースを注意深く見ていると、たまにビルメン業界全般の根底を揺るがすように思えるニュースに出会います。時代によって、(ビルメン業界に限らず)刻々と状況は変化すると思いますが、振り落とされないようにしっかりとついていきたいと思います。

『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』

チャールズ・ダーウィン (『進化論』を著したイギリスの自然科学者)

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