第一種衛生管理者を受験することになってしまった件

衛生管理者

全く思いもしなかった理由から第一種衛生管理者試験を受験することになってしまいました。

その理由というのが、勤めている会社の社員数が一定規模を超えるから第一種衛生管理者がもう一人必要なそうで、「お前、建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管)持っているだろう。だから、衛生関係の基礎知識があるだろう。あと、電験三種ってのとエネルギー管理士っていう難しいの持っているだろう。だから、第一種衛生管理者なんて楽勝だろう。だから、取ってくれよ~。」って感じで説得されました。

いやいやいやいや、いろいろ論理の飛躍があっておかしいでしょう。

①電験三種、エネルギー管理士、建築物環境衛生管理技術者資格を持っている→だから、第一種衛生管理者も簡単に取れる

この論理は少し納得できます。第一種衛生管理者資格をそこまで舐めてかかっていいのかはわかりませんが、合格率が50%を超える試験の様ですから、前者3つの資格よりかは簡単そうです。まぁ、ここは良しとしましょう。(既に第一種衛生管理者を持っている同僚は、1日1時間の勉強を1ヶ月して、楽勝で合格できた上に、ここまで勉強する必要はなかったと言い残しましたので、結構簡単なのかもしれません。)

②建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管)を持っている→だから、衛生関係の基礎知識がある

この理由は、すんなりと納得はできないかもしれないところです。確かに、ビル管の試験範囲の中に空気環境に関する内容があったり、感染症に関する内容があったりとビル管の受験科目でいうところの「行政概論」や「環境衛生」の科目とは少しは重なるかもしれません。しかし、ネットに落ちている過去問をパラパラと見てみる限りでは、化学物質による中毒症状や職業疾病、産業医の専任要件等といった内容が見え、“範囲としては近いけれども、内容として同じわけではないので、結局は勉強しなくちゃならない”という問題が多そうでした。

ですので、この論理の飛躍については納得しかねるところです。そもそも、私が現在やっている仕事の9割はビルメンテナンス業務ですので、もし仮に衛生管理者に選任されるのであれば、実際に衛生管理者としての健康診断の企画や、社内安全衛生規則の制定、社内事業所の職場環境の巡回視察といった業務をさせてもらわねばなりません。(その辺きちんと配慮してくれるんだろうか・・・)

先行きはやや不透明なれど、会社からの依頼で取ってくれと言われたからには、言われた通りに取ろうと思います。

ということで、いつも通りまず試験について調べました

試験基本情報

難易度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
ボリューム ★★★☆☆☆☆☆☆☆
主催団体 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
民間資格or国家資格 国家資格
受験資格 有り ※学歴要件や実務要件が多岐にわたるのでここでは省略
受験料 6,800円
(平成28年度実績)
申込時期 郵送申し込み:下記各試験日の2ヶ月前 ~ 14日前(消印有効)
窓口申込み:下記各試験日の2ヶ月前 ~ 2日前(土日祝日を除く)
受付時間 9:00~16:00(平日)
(いずれも平成28年度実績)
試験日程 約毎月1回(平成28年度実績)
試験場所 全国7箇所の試験センターにて実施。(出張実施もあり) (平成28年度実績)
合格発表日 試験実施日の約1ヶ月後
試験形式 択一式、マークシート解答方式
試験科目 関係法令(有害業務に係るもの)、労働衛生(有害業務に係るもの)、関係法令(有害業務に係るもの以外のもの)、労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)、労働生理
問題数、試験時間 関係法令(有害業務に係るもの):10題、労働衛生(有害業務に係るもの):10題、関係法令(有害業務に係るもの以外のもの):7題、労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの):7題、労働生理:10題、試験時間:3時間
合格ライン 各科目において40%以上の得点、総合得点で60点以上の得点
合格率 50%程度
資格手当期待 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ざっと調べてこんな感じでした、合格率が50%を超えるのは大変ありがたいです。一発で仕留める気が満々です。あと、ここでは書いていませんが、受験資格の要件に学歴要件や実務要件が15パターン位あって結構複雑です。私の場合は建築物環境衛生管理技術者の実務経験が2年以上あるので、その経験をもって受験資格とすることにしました。

本試験までのスケジュール

現在2016年の12月23日ですが、試験予定日は1月の上旬にすることにしました。結構無謀かもしれません。しかし、簡単だという同僚の助言を信じてタイトなスケジュールで挑むことにしました。

月に一度程度試験を実施していただいているのは大変ありがたいです。

本試験までにすること

私のいつもの試験勉強のセオリー通り
①テキストを読む
②過去問に答えを書き込んで、間違い選択肢を修正して、問題集にする(5年分くらい)
③暗記事項をカード化する
④よく理解できなかったところはまとめノート化する
となると思います。

ちなみに買ったテキストはこれです


何でこのテキストなのかというと、amazonで“第一種衛生管理者”と検索すると上位に表示されたからです。評価もよかったので、一番質が良くて売れているのだろうと思いました。また、実際に書店で現物を見て網羅性や読みやすさという点で、この本で合格できると思いました。
私がいつも試験勉強をどのようにしているかは、こちらを参照ください
この勉強法で合格!電験三種合格体験記
この勉強法で合格!エネルギー管理士(電気)合格体験記
この勉強法で合格!建築物環境衛生管理技術者(ビル管)合格体験記
この勉強法で合格!第三種冷凍機械責任者合格体験記

タイトなスケジュールですが、年末年始の休みを利用して勉強頑張ります。

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